●「ProCameraman.jp」創刊にあたって 道具が変わり、メディアが変わる時代に 2010年5月、プロカメラマンのための総合Webマガジン「ProCameraman.jp」(PCJ)を創刊します。 現在、出版や広告不況など、カメラマンを取り巻く環境は逆風です。また写真のアウトプットは紙からデジタルメディアへ向かい、ムービーの波もスチルカメラマンの世界に押し寄せてきています。フォトリアリスティックなCG表現も写真表現の領域の一角を占めるようになってきました。今、すべてのカメラマンはドラスティックな構造変化の真っ只中に置かれているといっていいでしょう。 ただ、今までにないスゴイ写真を伝えたいと願う送り手と、斬新なビジュアルを求める受け手の関係、つまり「ビジュアルコミュニケーション」のニーズは、時代が変わりメディアが変わっても、普遍的なものでしょう 道具が変わり、メディアが変わる。 そういった目まぐるしい状況の変化の中で、時に一息つける場として、時に情報交換を行う場として、プロカメラマンの皆様のコーヒータイムに気軽にアクセスしていただけるようなスペースを目指し、本サイトを企画しました。 PCJも例外なく、市況を反映したミニマムなスケールでの船出となります。まずは小さなボールですが、転がしていくうちにだんだん大きくなる雪だるまをイメージし、世に問うていきたいと思います。 読者の皆様、クライアントの皆様には、末永く見守っていただければ幸いです。 2010年5月10日 ProCameraman.jp編集長 森屋義男 ↑Page Top