●新旧の広角レンズを比較する
マミヤの中判デジタルカメラ、645DFシリーズは、フィルム時代のカメラ645AFのレンズと互換性があります。マウントが共通であり、かつ、フォーカスもAFなので、古い645AF時代のレンズをお持ちの方も多いと思われます。
かく言う僕ですが、中判デジタルは、ハッセルVマウントから入り、その後、マミヤに移行したという経緯があります。理由はハッセルVマウントではマニュアルフォーカスだったことと、広角レンズが少ないことでした。
フォーカスがマニュアルというのは、若い頃はそれほど気になりませんでしたが、50歳を過ぎた現在、老眼も進行してきていますし、右目は白内障も発症しています。仕事で主に使う35mmタイプのカメラはAFなので、以前と同じように使えますが、ピントグラスで目視で手でピントを合わせるのは、もはや無理です。たぶん、世の中にAFがなかったら、とっくの昔にプロカメラマンは辞めているかもしれません。それほどAFの恩恵は大きいのです。
さて、マミヤに切り換えて、1からレンズを揃えていくのですが、ただでさえ金額の張るデジタルバックを購入して、さらにレンズを揃えていくのは、なかなか大変なことです。
そこで僕は、最新のレンズではなく、フィルム時代の645AF後のレンズをオークションなどで探して、安く手に入れて使っています。ただ、最新のレンズと比べるとやはり劣るだろうと、常にその気持ちを抱えてきました。
今回のテストのテーマは旧型のレンズと最新のレンズ、どれほど違うのか? をテストの主題としてみたいと思います。
お借りしたレンズは以下の2本です。
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PHASE ONE AF35mmF3.5D |
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PHASE ONE AF45mmF2.8D |
標準価格(税込) |
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399,000円 |
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399,000円 |
レンズ構成 |
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9枚7群 |
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9枚7群 |
最小絞り |
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22 |
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22 |
最短撮影距離 |
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0.35m |
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0.45m |
フィルター径 |
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77mm |
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67mm |
重量 |
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480g |
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492g |
画角(35㎜カメラ換算値) |
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22mm |
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28mm |
僕の個人所有のレンズは以下の2本です。
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マミヤセコールAF35㎜F3.5 |
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マミヤセコールAF45㎜F2.8 D |
最小絞り |
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22 |
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22 |
最短撮影距離 |
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0.35m |
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0.45m |
フィルター径 |
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77mm |
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67mm |
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