第8回:Mamiya 645DF+でレンズシャッターを使う ---2
●静物撮影によるレンズシャッターの撮影テスト
それでは実際の撮影に関して、解説していきましょう。
|
●テスト1
上の写真は、スタジオにて同じ環境でテストされたものです(クリックで拡大)。使用カメラはマミヤ645DF+ V-Grip レンズはAF80mmF2.8LS-D ストロボはProPhotoD1Air 500です。
一番上の段はマミヤ645DF+ V-Gripでグリップのシンクロモードをファーストで撮りました。
|
|
|
2番目の段はスタンダードモードです。
V-Gripはグリップ内にProPhotoAirのシンクロ装置を内蔵しているのですが、そのシンクロスピードに対して2つのモードを備えています。当初、どちらでも大差ないだろうと思っていましたが、結果を見ると、速いシャッタースピードを使うときはメーカーの推奨通り、ファーストモードに切り換えて撮影した方が良いようです。
|
|
|
3番目の段はシンクロ装置をグリップではなく、別体のProPhotoAirシンクロを使ってのテストです。
結果を見ると、シンクロはされているものの、速いシャッタースピードになると明るさが極端に落ちます。
|
|
|
4段目は普通のレンズの80ミリを使って撮ったものです。645DF+はレンズシャッター付きレンズを付けたときだけ、レンズシャッターになるので、普通のレンズではフォーカルプレーンシャッターになり、このようにフォーカルプレーンの膜が映り込んでしまうことになります。
|
|
|
[1] [2] [3]
|