第7回:最新の中判デジタルカメラ「645DF+」とV-Gripを使いこなす ---3
●親指フォーカスについて
35ミリカメラを使っている多くのフォトグラファーが親指フォーカスを使っています。
親指フォーカスとは、シャッターボタン半押しでAF動作する設定を、親指に当たる部分のスイッチにAF動作のスイッチを割り当てることを言います。
僕もそのように設定しているのですが、645DFでも、それと同じ設定ができます。設定はこちらを参照してください。
645DF+でこの設定で使っていますが、このボタンが小さい。長時間撮影していると、親指がへこむくらい、、、押しやすいボタンとは言えません。
現状、プロのフォトグラファーのかなりの人がこの親指フォーカスを使っていると思います。
マイナーチェンジでもうすこし押しやすいボタンに換えていただけるとうれしいですね。
645DF+のグリップ部分。
メインダイヤルとサブダイヤルがグリップしたときにちょうどよい位置にあります。
シャッターから指を離す距離が少なく、撮影中でも動かしやすいダイヤルだと思います。
左は縦位置にしたときV-Gripのメインダイヤルとサブダイヤル。
こちらは若干ダイヤルが奥まっている感じなので、ちょっと回しにくく感じます。
もう少しダイヤル径を大きくするか、外に出ていると使いやすいのですが。
今回はMamiya 645DF+&マルチバッテリーパックV-Grip Air GB401について解説しました。
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