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「Capture One」スタートアップ講座

3)ユーザーコレクション
ここはちょっとややこしいので次ページで後述する。

4)フォルダ
元写真データがある場所を示している。「カタログ」はカタログ内に元写真を入れている場合。読み込み時にカタログ内を選択したものはここに入る。それ以外は元写真があるフォルダが示される。この場合、「Photo-2010-」という外付けHDDに入っている写真がカタログに登録されている、ということだ。

ノートパソコンを使っている場合はこの方式が有効。元写真が入っているHDDを外しても、カタログ内のサムネイルで最低限の作業(クライアントに写真を見せたり写真をセレクションしたり)はできる。元写真を外付けHDDに分類して保存してる場合は写真をセレクトするときや過去の写真を探すときに便利だが、そうじゃないならここは普段は閉じておいてもいい。




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▲「フォルダ」では元写真の場所が示されている(クリックで拡大)

5)フィルター
大量にある写真から特定の条件で写真をフィルタリングするための場所。レートやカラー、日付などは予め用意されている。「★3つ」の写真をピックアップしたかったら、レーティングから「★3つ」をタップすればいい。

写真をカラータグで分類していれば色からフィルタリングすることができる。細かいフィルタリング条件をつけたいときは、虫眼鏡アイコンをタップして条件を記述する。



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▲「★3つ」をフィルタリングしてみたところ(クリックで拡大)
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▲複雑な検索条件は、虫眼鏡アイコンをタップして呼び出せる(クリックで拡大)

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▲よく使うフィルタは検索条件を指定して、それをプリセットとして保存しておくと便利(クリックで拡大)

○一番簡単な写真のセレクション

もっともシンプルで効果的な使い方はこうだ。まず元になる写真をすべて表示させ、1枚ずつサムネイルやプレビューをチェックしながら、使えそうなものに「レート3」をつける。キーボードの0〜5がレートなし、★〜★★★★★に対応しているので、矢印キーで写真を送りながら左手で数字の3を押していくだけなので作業は極めてシンプルだ。

この段階ではなるべく多めにチェックする。そしてフィルター機能で「★3つ」の写真だけをピックアップし、それを見渡しながら、特に良さそうなものは「★4つ」を、やっぱ落とそうと思ったものには「★2」を、という具合に分けていくのだ。最終的に「★4つ」つけたものの中から(この時点でかなり数は減っているはずだ)、ピントの山がきちんと来てるかなどディテールをチェックして絞り込んでいく。

そしてクライアントに見せるなりなんなりして、最終的に「★5つ」の写真をセレクトし、きちんと現像処理をして仕上げる。使い方の一例だが、非常に簡単で効果的だ。逆に、めぼしい写真に「★5つ」をつけ、そこから落としていくという人もいる。自分にとって感覚的な方法をとるのがよい。


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▲レートは数字で(クリックで拡大)


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