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Specialスペシャル

Chapter 02

クリエイターになるための5ヶ条

Part 2. デザイナー/ディレクター編
続いてデザイナー/ディレクター編の5ヶ条。

CGクリエイターの方なども含みます。51人の皆様のアンケートの回答は、プロとしてこれまでやってこられた説得力のある肉声ばかりです。(到着順に掲載)

01 新潟県/男性/31歳
その1:デザインの基礎
その2:コミュニケーション力
その3:おせっかい
その4:お金のことばかり考えないこと
その5:目の前の仕事だけでなく、その仕事の意味なども含めて、全体を見ること

仕事の依頼があった時、「なぜそれを作らなくてはいけないのか」というスタートラインに立ち返って物事を考える。もしかしたら、クライアントはそれが必要だと思って依頼をしているかもしれないが、クライアントの思惑を考えれば、依頼されている仕事は無駄なことで、もっと別のことが必要な場合もある。そういう風に全体を見れる目をもっていれば、与えられた仕事だけをするのではなく、いろんな企画を考えられるし、デザイナー、これからそういうことも求められてくると思う。
02 東京都/男性/44歳
その1:努力
その2:仕事を楽しむ
その3:人間関係
その4:生活者の視点
その5:会社や人との巡り会い

面白いものや魅力あるものには、それ自体が人を魅きつけ、話題になり、広がっていく力があります。そんなコミュニケーションの素になるようなものを作っていければと思っています。
03 東京都/男性/42歳
その1:良いものをたくさん見る
その2:良いものをたくさん見ることで、良いものを見抜く力をつける
その3:良いものを造るためには、あきらめない。妥協しない

広告やデザインを見る人は、機械ではなく、心がある人間です。ただ情報を見せるのではなく、見た人が何かを感じ、感情が動くものを作るように心がけています。
04 新潟県/男性/35歳
その1:人間性 その2:コミュニケーション能力
その3:忍耐
その4:程よいサボリ癖
その5:運

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05 東京都/男性/26歳
その1:夢を持ち続けること
その2:自分が好きなことを好きだと。はじめて出会った人に伝えられること
その3:面白いものを作り続けられること
その4:感謝の気持ちを忘れないこと
その5:食べ物を粗末にしないこと

自分が好きなことってなかなか他人には伝えられません。それは照れだったり、恥ずかしかったり、自信がなかったり…が原因だと思います。私は社会人の初め、人にデザインの話をすることから逃げていました。多分自分に自信がなかったのだと思います。ただ、好きなことを好きだと伝えるときのパワーは絶大で、確実に伝えた相手の心を揺さぶり人を動かします。もちろん自分の作品に自信がなければ、自信を持って伝えることは難しく、プロは自分に自信をもつことから始まると私は考えています。プロを目指している人は、好きなことを好きだと伝えることから、初めてみることも良いかもしれません(食べ物を大切にしよう)。
06 愛知県/男性/30歳
その1:どのジャンルのお仕事(人)にも好奇心を持つこと
その2:ビジネスマンとしての誠実な姿勢
その3:求められている以上のことを提供できる積極性のある行動力
その4:自分がどのように見られているか追求できるマネージメント力
その5:自信を持つ!そして、持ち続けること!

5つの絶対条件に「お金」に関することに触れなかったのは、誠実に人を大切にすれば、後からお金は後からついてくると思ったからです。レイアウトや印刷などで細部まで配慮するのと同じくらいに、メールできちんと感謝の気持ちを添えるなど、人とのコミュニケーションを大切にしなければなりません。モノづくりは過酷で大変だからこそ、お互いに心地よく制作できる時間にしたいものです。
07 山梨県/男性/45歳
その1:笑顔
その2:根気
その3:探究心
その4:冒険心
その5:コミュニケーション力

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08 中国・四国地方/男性/41歳
その1:興味をもつ
その2:夢か目標をもつ
その3:あきらめない
その4:迷ったら自分を信じる!
その5:自分を信じられうように努力する

才能とか経歴とか関係なく、毎日磨きつづけることが大事で、それが結果につながるお仕事だと思います。あきらめずに頑張ってください!
09 大阪府/男性/38歳
その1:コミニュ二ケーション力
その2:忍耐力
その3:体力
その4:デザイン力
その5:客観力

未だに覚えることは尽きないですが、どんな状況でも楽しんで仕事をできる方は強いのだと思います。
10 東京都/男性/46歳
その1:たくさんの人に会う
その2:あきらめない
その3:空気をよむ
その4:いろんなものに興味をもつ
その5:物おじしない

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11 東京都/男性/44歳
その1:人の倍働いて勉強する
その2:会社に頼らない
その3:他人のせいにしない
その4:嘘をつかない(ついたらそれが嘘にならないように努力する)
その5:諦めない

自分に厳しく、努力することを忘れないでください。賞を獲ることはとてもいいことですが、そのためのクリエイティブは自己満足でしかないので、真の世の中を見つめる訓練を怠らないようにしてください。
12 山口県/男性/39歳
その1:デザインが好きであること
その2:よく遊ぶこと
その3:デザインに関する資料をいっぱい見ること
その4:体力をつけること
その5:自分を持ちつつ謙虚であること

必ずつらい場面に出くわすことになると思うが、デザインが好きであれば、乗り越えられる。逆に言えば、そこで振るいに掛けられるのだと思う。また、よく遊ぶ、資料をいっぱい見るのは、1つでも多くの感受性を育み、引き出しを増やすこと。体力は徹夜などが多いから。自分を持ちつつ謙虚であるということは、自分なりのオリジナリティは必要だが、デザイン以外で尊大ぶっている人は有名なデザイナーで見たことがないから。
13 茨城県/男性/33歳
その1:グラフィックで食べていく!という強い想い
その2:身の回りを大事にする力
その3:お金を稼ぐ力(マーケティング力)
その4:コミュニケーション力。特に利害関係を調整する力
その5:自分自身の健康管理

単純に「好きだから」という理由でクリエイターになると危険だと思います。基本的なことをきちんと修めて、ビジネスとして成功するように、クリエイティブ以外にも学ぶことがこれからは大事だと思います。
14 大阪府/男性/39歳
その1:いろんなことに挑戦する
その2:1次情報を大切にする
その3:自分だけの得意なものを見つけ伸ばす
その4:本物を見るために行動する
その5:様々なことに気づく アンテナを張る

ものづくりは楽しく贅沢なことです。ぜひいろんなことに挑戦してください。
15/東京都/男性/42歳
その1: 挨拶をキチンとする。人として当然のことを見直すこと
その2: 会社を自分の部屋だと思って、常にキレイにする
その3: 何を言われても、まずは「ハイ」と元気を良く返事をすること
その4: 最初から否定をしない。ネガティブなことを言わない。言い訳をしないこと
その5: 効率は大事。でも効率無視してでもスグにやってみることはもっと大事

クリエイティブな仕事などと言っても、社会人の一員であることは誰でも、どのような職業でも同じです。人として明るい・元気・前向きなど、一緒にいてポジティブで楽しい人だと相手に思ってもらえる、そんな人間性を身につけることは、何よりも大切です。(社内社外問わず)「この人と一緒に仕事できたら楽しいだろうな」「またこの人に仕事お願いしたいな」。私は、そう思ってもらえるようなデザイナーを目指したいと思っています。
16 千葉県/男性/42歳
その1:デザインが好きであること。
その2:いろいろなモノを見たり、聞いたりすること。
その3:沢山の人とコミュニケーションをとること。
その4:自分なりの美意識をもつこと。
その5:10年後のビジョンを持つこと。

目の前にある仕事を全力にやりながら、10年後のビジョンを持てると良いと思います。
17 福岡県/男性/26歳
その1:狭く深くこれと思ったものはとにかく掘り下げる
その2:日々の蓄積を礎にしながらも、その場の勢いやテンションを大事にする
その3:見るものには良い点・悪い点を洗い出し、良い点を吸収するよう努める
その4:反対に自分の作品や生活における素行へは粗探し
その5:見えないライバル・批評者・鑑賞者を創り上げる

(1)物事を突き詰めることが自然と自分自身を突き詰める結果になり、思考やスタンスを確立できる。(2)じっくり作り込むよりもどれだけアドレナリンを出して制作に挑めるか。(3)(4)念の強いものは人の心を惹きつける。よりプラスの要素を取り入れること。しかし自分に対しては逆で、良い部分だけを見つめていると胡坐をかき、手癖がついて単調なものになってしまう。(5)最後は細部に至るまでのチェック。自分のケツは自分で拭く。それは当然として、まずはそうならないために誰に見せても不遜ないものを提示する。
18 東京都/男性/45歳
その1:誰にも負けないという闘争心
その2:「上には上がいる」と常に思う向上心
その3:圧倒的な屈辱感・挫折感を味わっておくこと
その4:尻尾を振らず、己を必要としてくれる人を見つけること
その5:120%で生きること

自身の今作っているモノが、ユーザーにとって「宝(物)」であるか「(紙)屑」であるか? そのハートの入れ具合でクリエイティブの質が決まります。最初から最後まで、結局は作り手の「魂」なんですよネ。
19 東京都/女性/39歳
その1:想像力
その2:好奇心
その3:向上心

まず好きなこと。深く知りたいと思うこと。創りたいと思うこと。そこからすべてがはじまると思います。
20 大阪府/男性/46歳
その1:顧客の満足度を真摯に考えれるか
その2:自分の成果物に客観的にダメ出しできるか
その3:最も得意な能力を世の中で役立てる接続感を持てるか
その4:日々の作業や推敲を文字や図などでノートに残せるか
その5:手段(道具・素材)と目標・成果を取り違えていないか

どんなクリエイティブ系職種に於いても、なりたい! やりたい! と感じた人は、手狭な環境と道具と時間をフルに使い、稚拙であっても実際に作って行動してしまっているハズです。やらなければイケナイことも忘れ、してはイケナイ場面で活動したりして。そういう人を世の中に役立つようスカウトしていきたいですし、放っておいてもそのように行動していないのであれば、花が咲くどころか種のままだと思います。
21 東京都/男性/59歳
その1:人間関係
その2:デザインポリシーを持つ
その3:デザイン全般へのつきない興味
その4:クリエイターとしてのアンテナを常に意識
その5:24時間デザインのこと考えている

尊敬できるデザインの先輩、師匠をもつこと。できればそばにいたほうがいいが、無理ならその方の作品、制作ポリシーを追いかける。いつまでも若い気持ちを忘れずに。
22 東京都/女性/42歳
その1:本物を見る
その2:本物を食す。食事は源。器・盛りつけ・料理は全くクリエイティブです
その3:出会いを大切にする。縁を切らない
その4:目の前のことを淡々とクリアーする。とにかく続ける。あきらめない
その5:未経験のことにひるまない。自分を信じてチャレンジする。これはかなりキャリアアップにつながります

わたしは特別な教育を受けたわけでもありませんでしたし、最初からクリエイティブな場所にいませんでした。しかしクリエイターになる気持ちを持ち続けていると、そのような人々が周りに増え、気がつけばクリエイティブな環境に身をおいていました。
23 埼玉県/男性/37歳
その1:作るのが好き
その2:自分で調べるのが好き
その3:逆境を楽しめる
その4:新しいことに率先して取り組める
その5:何かしらの面で、変態的な分野がある

この仕事は参入障壁が低く、名乗ったその日からクリエイターになれてしまいます。ただし、長い年月、この仕事に関わるためには、やはり人とは違った視点なり技術なりが必要で、そこをつかめるか、つかめないかで自分の立ち位置が変わってきます。どこか1点でも、人には負けたくない、作るのが好き、逆境を楽しめる、そういった人であれば適性があるはずです。自分の手を動かし、“とにかくやってみる”という精神で頑張ってください。
24 香川県/男性/59歳
その1:好奇心旺盛
その2:行動的
その3:生き方にこだわりがある
その4:人生を楽しく生きたい
その5:他人を思い切り楽しませたい

学生時代は音楽一筋で、あまりデザインとは縁のない生活でした。コンサートや学園祭、会社でのプレゼンなどで自分は人にない才能があること気づいたことがデザイナーへの第一歩です。脱サラして専門学校で勉強するうちにデザインのすべてが面白くなり、空間から平面まで何でもデザインするようになりました。デザインと無縁の生活なんてありえない、自分の周りをデザインの力で変えていきたい。少しでも多くの人にデザインを理解してもらいたいと思っています。
25 東京都/男性/49歳
その1:散歩する
その2:ミーハー(好奇心旺盛)になる
その3:紙やインクに興味を持つ
その4:人の話(クライアント)を聞く
その5:ぶれない

仕事の依頼者であるクライアントの要望を良く聞き、判断してそれ以上の物を提案する。そのためには広く浅くでもいいからいろいろと興味を持って知らなければならない。ディスクワークだけじゃなくてとにかく外に出て散歩して情報を得ることが大事。
26 奈良県/男性/50歳
その1:クイズ番組で勝ち残れるくらい雑学があるといい
その2:デザインと作品は違う。デザインで作ったものは「商品」。アートで思った通りに作ったのは「作品」。「商品」は売れて当たり前。「作品」は売れなくて当たり前。
その3:デッサン力。デッサン力のない人は、認められる商品が作れない
その4:気分やテンションで、「商品」の質を変えない
その5:時間のメリハリは必要だが、それに固執しない

昨今、コンピュータで描かれた絵やデザインが多いものですが、デッサン力のない人をよく見かけます。「かわいいもの」「変わったもの」はお得意なんでしょうけど、その性質のものしか作れない。お客のニーズに応えられない。なかなか、そんな人をクライアントに紹介できなくているんです。若い人にお仕事をと思っても、できない人は紹介できない。できる人の基本は、「デッサン力」だからです。長年こういう仕事をしていると、よく分かってきました。今でもクライアントの求める質は、変わっていませんね。
27 新潟県/男性/34歳
その1:「できません」と言わない
その2:納期は死んでも守る
その3:今日できることを明日に回さない
その4:同業者に出来て自分にできないことを無くす
その5:一生勉強!

会社勤務でもフリーランスでも職場は結果を出す場所! 「習ってないから出来ない」「教えてもらってないからできない」はダメです! 勉強したいのなら、自宅でするかお金を払って学校に行くものです。プロとして給与をいただいている以上、他者にできて自分にできないことがあったら恥ずかしいと思う気持ちがないと成長できないもんです。まぁ、そういう自分自身も勉強不足ですが(笑)。
28 東京都/男性/年齢不詳
その1:やり続けること
その2:----------

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29 東京都/女性/31歳
その1:コミュニケーション能力
その2:課題理解力
その3:向上心
その4:根性
その5:変化を恐れないこと

デザインの仕事は、野球の素振りと同じで練習すればうまくなります。なので、会社の人が採用の時に見るポイントは「人柄」と「根性」だそうです。「素敵な人柄」には人と仕事がついていきます。そうしてできた「いい仕事」に人はお金を払います。あまり「才能」という言葉に振り回されないで、自分のやりたい仕事を納得いくまで貫いてください。
30 北海道/男性/38歳
その1:好奇心
その2:広い視野
その3:遊び心
その4:調整力
その5:絶対出来るという強い信念

“広告”というフィールドにおいて必要なクリエイティブ能力は、広角レンズのような広い視野で俯瞰を把握して、虫眼鏡のようなディテールを見つめられるレンジの広さだと思います。そして、「マーケット」と「クライアントさん」と「広告的表現」の3すくみを絶妙にチューニングしながら、メッセージを世に問う面白さ。これを感じられるかどうかが広告業界のクリエイターに必要なんじゃないかなと10年たって気づきました。あっているかどうかは分かりませんが、オモシロイ仕事です、クリエイターって。
31 男性/51歳
その1:学生時代から一生、恩師・グラフィックデザイナーの師匠に出会うこと
その2:デザインが誰よりも好きであること
その3:ビジネスデザイン以外に個人作品を創り続けること
その4:整理整頓
その5:負けず嫌い

私は、この業界を目指したのは恩師が制作した大学のポスターを観てから。恩師がこの大学の教授だと知って大学選びをした。その教授のゼミのもとデザインを学び、先生の言われるままにデザイン事務所に入り、独立し、そして、先生との絆は今でも続いている。個人作品(海外へのコンペなどに多く受賞)は、500点は越え、仕事以外に今でも年に10点近く創作活動はしている。事務所は、整理整頓され、片付けの上手なデザイナーは仕事ができると自負している。
32/東京都/男性/33歳
その1:やめない
その2:反省する
その3:できた気にならない
その4:挨拶を忘れない
その5:お金など、社会の仕組みを知る

デザイナーは特別な職業ではなく、ただの技術職の1つだと思っています。いまだにデザイナーは「感性」が大事といわれるふしがありますが「感性」の定義が「持って生まれたセンス」「美的感覚」ということであれば、それはデザイナーなど一部の人間が持つものではなく、誰もが持っているもので、それ「だけ」に頼っているようでは、社会の中で必要とされなくなるでしょう。デザイナーの仕事の状況は年々変化していて、その技術や物事の捉え方、考え方などを駆使して企業と密に関わり提案できるようになってきました。かっこいいもの、かわいいもの、きれいなものを作るのはプロであれば当たり前の話で、そのためのインプットは誰かに言われてするものではありません。また、見た目のきれいさのみを競い合っても意味がなく、本当の意味で業界の外に目を向けて、関わりを作っていくことこそ、デザイナーとして仕事をするために一番必要なことなのではないかと考えています。
33 山梨県/男性/39歳
その1:デザインに対する欲
その2:世の中や未来を感じる高い感度
その3:さまざまな意味で質の高い上司や同僚
その4:ソフトの知識
その5:ハードの知識

地方で仕事をしている者としては、若い人にはぜひ、東京などの都会で仕事をして多くの情報や刺激に触れてから、地元に戻って盛り上げてほしいと思っています。
34 東京都/女性/33歳
その1:よいデザインをたくさん見て、たくさん作る
その2:ものごとを理解する能力
その3:いろんなものへの興味、好奇心
その4:ある程度の社交性
その5:ものごとを楽しむ力

良いデザインをたくさん見て、作り続けているとどんどん上手になると思いますし、デザインが上手くなりたいと思ったら、本を読んだり展覧会に行ったり世の中にある良いデザインを研究したり、自分で進んで情報を吸収しようとするはず。それが苦でなく楽しいと感じられる人は、良いデザイナーになれるのではないかなと思います。
35 宮城県/男性/60歳
その1:遊びの中から、リズム感を学び、数多くの作品展にて実際の作品を見る、作者を覚える
その2:日常の出来事、偶然見かけた物等を携帯写メにて記録保存する習慣を付けておく。資料となる
その3:こういうのは自分は嫌いです。ということを決して口にしないこと。嫌いなことほど進んでやる
その4:関連業界の人々と交流し、コネクションを作っておくこと。ディレクター、デザイナー、コピーライター、フォトグラファー、イラストレーターなど
その5:社会の動静に常に注視する。デザインは世界の社会の動きと連動する

作品は、学校の課題だけではなく、時間を惜しまず自分の得意なジャンルの作品をたくさん作り保存しておくこと。カテゴリーごとの作品を、テーマを決めて沢山作り保存しておく、その際、使用したソフト、デザインコンセプト、制作にかかった時間を必ず表記しておくことです。1日1点づつ作るだけでも、年間300点以上の作品がストックできます。1日も欠かさず作り続けることに時間を惜しまないこと。
36 兵庫県/男性/45歳
その1:話をよく聞く
その2:計算に強くなる
その3:タイムスケジュールを立てる
その4:約束を守る
その5:感謝する

クリエイターである前に、まずは社会人として礼儀や一般常識を備えて、クライアントさんとの信頼関係を築くことが重要だと思います。信頼関係がないうちは、いくら斬新なアイデアをプレゼンしてもまったく見向きもしてもらえません。企画を通してギャラをいただくのがプロです。アイデアやセンスはもちろんですが根回しも必要です。そういった意味での計算も必要です。
37 東京都/男性/38歳
その1:アイデアを考えることと実務制作は別の能力と認識する
その2:意味のあるデザイン
その3:担当した「商品、サービス」が本当に世の中に必要かどうかから考える
その4:最後までブレない軸を持つ
その5:一生の仕事として継続できるモチベーション

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38 東京都/男性/45歳
その1:ジブンのできることとできないことを知る。
その2:時流を読む好奇心
その3:誰とでも仲良く
その4:信用を大事に
その5:そして、ちょとの才能

そんなかんじですかねえ…。使えるようならつかってくださいませ。
39 東京都/男性/年齢不詳
その1:地道な努力(基礎を学ぶ耐力)
その2:コミュニケーション能力・咀嚼力・応用力・行動力…
その3:----------
その4:----------
その5:勇気と笑顔

何でもそうですが、物事には基礎があって、その上にいろいろな物が乗っかっているということ。また、「基準」ということを意識すること。これらは、仕事を理解することに於いて役に立つと思います。
40 東京都/女性/53歳
その1:毎日の生活をデザインと考える
その2:自分の目でいろいろな物を見、触れ、感じる
その3:自分のカラーを(コンセプト)を持つ
その4:最後まで諦めない
その5:色々な物にチャレンジする

モノを創るということは、自己満足と同時に、そのモノを見ていただいた方、使っていただいた方に幸せ、ワクワク感、便利等を感じていただくことが大切。いつもそう思ってもの創りをいたしております。
41 沖縄県/男性/41歳
その1: 探究心(新しいことを恐れない)
その2: 交渉力(or コミュニケーション力)
その3: 手を動かす(パソコンに頼らない)
その4: 自己投資(ためになると思ったら金は惜しまない)
その5: お金の知識(経理、簿記など)

専門分野の技術を磨くのは当たり前だが、人との付き合いや最低限の金の知識は、社会人として絶対的に必要。
42 東京都/男性/35歳
その1:コミュニケーション力(脳力)
その2:向上心
その3:体力・集中力
その4:モチベーションマネジメント
その5:制作スキル・技術

正直 デザイナーなんてお医者さんなどのプロフェッショナルと比べると特殊な学力や専門知識などはさほど必要なく、なりたい人は誰にでもなれるような職業だとも思ってます。しかし簡単だからこそ敵も多く、継続して仕事を得て続けていくには、コミュニケーション脳力や体力・集中力、そしてモチベーションのマネジメントが重要と考えます。常に雲の上の人々を見、追い続ける向上心がないと絶対に続かない職業です。
43 東京都/男性/42歳
その1:妄想をする
その2:自分を疑う
その3:他を観察する
その4:色んな人に会う
その5:体調管理をする

成功事例・失敗事例に学ぶこと。どんな人が見たり、利用するのか? を考えてクライアント様の落とし所に資料と制作物を仕上げることが大切だと思っております。
44 東京都/男性/53歳
その1:デザインが好きであること
その2:続けること
その3:楽しいと思える仕事をする環境に身をおくこと
その4:いろいろなことに興味を持つこと
その5:たくさん遊ぶこと

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45 東京都/男性/38歳
その1:情熱&純粋性
その2:健康&体力
その3:知識&技術
その4:センス&コミュ力
その5:読書&デッサン力(観察力)

あたらめて絶対条件を5つ、となると上記のようになりました。なんとなく10個に見えますが、○&○の2つは同じようなことです。結局デザイナーの場合は基本的に、強い社会人とあまり変わりないように思います。強い社会人とは、会社やお店を経営していたり、企業内で評価され部長や取締役などに役職が上がって行く人たちです。そんな人たちと時代性やロジック、デザインについて話し合い、理解を得るとなると、広く深くいろいろ必要だなぁと思います。
46 千葉県/男性/31歳
その1:デザインが好きなこと
その2:アート、音楽、映画などをいっぱい見ること
その3:自分の好きな分野、トーンなどを持つこと(作品に個性があること)
その4:良い意味での適当さがあること
その5:コミュニケーション能力

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47 大阪府/男性/33歳
その1:好きが前提で向上心(エネルギー)
その2:コミュニケーション能力
その3:キャラクター性
その4:クリエイティブ能力
その5:客観視

何かと厳しい環境の業界ですが、向上心を持ち続けることが重要に感じます。デザインの社会的地位を落とさず、デザインが必要な社会で社会がデザインで豊かになって欲しい。
48 千葉県/男性/47歳
その1:自分の色を出し過ぎない
その2:お互い尊敬できる相手でないとつまらない仕事になる
その3:仕事とプライベートは切り替える。睡眠はしっかり取る。体が資本
その4:業界人でない友人、知人を多く作る
その5:アートはもちろん、浅くてもいいから広くいろいろな情報にアンテナを張る

芸術家でないかぎりは受け手を第一に考える。テングにならない。安売りはもってのほかですが、自分の譲れない最低限のプライドは守る。
49 東京都/男性/39歳
その1:利他心:一旦私欲を脇において、相手の利益を考える
その2:俯瞰する力:細部にとらわれず全体を見通す
その3:感謝の気持ち:ステークホルダーとの円滑なコミュニケーションとリスペクト
その4:向上心:よりクリエイティブなあり方を、常にアップデートする姿勢
その5:感情の観察:色々見たり触れたりの感動の体験を通し、表現方法とその効果を知る

クリエイターでもいろいろありますが、“どんな”クリエイターになるのかを、自分なりに内省して、決定を繰り返していくことが大切なように思います。また、それはどんな世界を築き上げたいかということにもつながるのではないでしょうか。
50 東京都/男性/35歳
その1:コミュニケーション力
その2:体力
その3:自信とコンプレックス
その4:デザイン以外の造詣
その5:目標

たくさんの他の人の作品を見ることは間違いではありません。ただし正解は1つではないのですら、自分にしかできないスタイルをじっくり見つけることが大切だと思います。
51 神奈川県/男性/44歳
その1:30代半ばでの独立でしたので、若い人に追いつくために土曜日もゆるく働きます
その2:徹夜はしない。在職時と同じ規則正しい生活をする。取れる時は40分~1時間昼寝を取る
その3:会社とは違うので付き合いはは自由。ここは先輩クリエイターに遠慮はしない
その4:営業を怖がらないで、腹が立っても傷ついてもどんどんやる。消極的にならない
その5:お金の勘定を毎月する。しかし、面白そうなことには無償でも飛び込めるゆとりを持ちたい

上記は参考程度で、自分のやり方を見つけてください。私も偉そうなことを言える立場ではありません。自分のやり方を見つけることと、それを淡々と維持することでしょうか。自分を客観視すると、苦手と得意や上手くいったとき、そうでないときの要因が見えてきます。それを少しずつ直していけば、食べていけるようにはなるのでは? と思います。そこから上のレベルはよく分かりません。むしろぼくも勉強させてほしいです。

(2014年11月10日更新)

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