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アドビ システムズは本日、Adobe Photoshop CS6のベータ版がAdobe Labsから無償でダウンロード可能になったと発表した。本ベータ版は本製品の次回リリースがどのようなものになるかを示すものとなっている。ユーザーは、本ベータ版をダウンロードし、実際に試用したうえでそのフィードバックを開発チームに送ることができる。Photoshop CS6ベータ版は新機能およびパフォーマンス強化を果たし、Mac OSとWindows版が提供される。最終的な製品版のリリースは2012年上半期中を予定している。
アドビ システムズは、このPhotoshop CS6ベータ版公開の連動企画として、Twitterによるプレゼントキャンペーンを本日より開始。期間中にPhotoshop CS6ベータ版に関する「良くなった点」や「お気に入りの機能」などをTweetした公式Twitterアカウント「@AdobeCS_jp」のフォロワーに抽選で6名に「Photoshop CS6 製品版(パッケージ版)」がプレゼントされる。詳細はこちらまで。
Photoshop CS6ベータ版は、パフォーマンスの大幅な強化、「Photoshopマジック」と呼ばれる魔法の画像処理機能を搭載。主な機能としては、「コンテンツに応じる」ツールシリーズに新たに加わった「コンテンツに応じたパッチ」ツール、これは、画像内で不必要なエリアを選択し、その複製元を選ぶことができるので、最終的なイメージをさらに良好にコントロールすることができる。また「コンテンツに応じた移動」ツールでは、オブジェクトを選択して画像内の別の場所に簡単に移動できる。
また、新しいAdobe Mercury Graphics Engineにより、驚くほどの高速描画を実現し、ゆがみ、パペットワープ、自由変形、照明効果などのよく使用される効果ではほぼ瞬時に結果が得られる。
さらに画像をより鮮明に映し出すダークなUIオプションを備えている。新しい3D編集機能や定量的画像解析機能など、Adobe Photoshop CS6とAdobe Photoshop CS6 Extendedのすべての機能が用意されている。これらの機能は製品版のCS6 Extendedに搭載される。
新しく設計し直された数多くのツール群により、デザイン作成の速度と効率がさらに改善されました。ベクターレイヤーでは、シェイプやラインを点線やグラデーション付きストロークを利用でき、レイヤー検索機能によって必要なレイヤーに直ちに検索・表示し、新しい文字・段落スタイルを使えばより効率的にテキスト属性をデザイン反映させることができます。
本ベータ版は英語版と日本語版が直ちに無料でダウンロード可能。インストール時にはログイン(一度のみ)とオンラインの製品アクティベーションのためAdobe IDが必要。Photoshop CS6ベータのインストール手順はこちらを参照。Photoshop CS6ベータのフィードバックはフォーラムに提出することができる。
アドビ システムズのクリエイティブメディアソリューション担当バイスプレジデントのウィンストン ヘンドリクソン(Winston Hendrickson)は「Photoshop CS6は驚くほどの速度と性能により、画像編集の従来ある境界をさらに押しひろげるマイルストーン的リリースです。このPhotoshop CS6ベータ版をお客様と共有できることを待ちかねていましたが、今後お客様からの声を聞くと共に、お客様が日々のクリエイティブ ワークフローにどのようにこのベータ版を組み込んでいくかを見ることを楽しみにしています」と述べている。
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キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2012年度(第35回公募)応募申し込みの受付を開始した。受付期間は、4月11日から6月13日まで。
「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、同社が1991年にスタートした文化支援プロジェクト。銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しており、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど新人写真家の登竜門として認知されている。2011年は1,305名(組)の応募があり、これまでの応募者総数は19,411名(組)となっている。
審査員は、写真家3名(大森克己氏、佐内正史氏、ヒロミックス氏)と、美術・写真評論家2名(椹木野衣氏、清水 穣氏)、計5名。次世代の写真表現を切り拓く新しい才能を発掘する視点で審査が行われる。
7月に開催予定の「優秀賞選出審査会」で、優秀賞5名(組)、佳作20名(組)を選出したのち、今秋に開催予定の「グランプリ選出公開審査会」において、優秀賞受賞者5名(組)の中からグランプリ1名(組)を選出。グランプリ受賞者には、奨励金100万円、副賞のデジタル一眼レフカメラのほか、特典として次年度の受賞作品展における個展開催の権利などが与えられる。
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アドビ システムズは、Mac OSとWindows向けの「Adobe Photoshop Lightroom 4」を3月16日(金)から提供開始すると発表した。アドビストアでは予約受付を開始している。価格は16,800円(税込)。旧バージョンからのアップグレード版は10,080円(税込)。またアドビストアでは、Lightroom 4の発表を記念して、アドビストアで注文した先着1,000名に、アドビ特製QUOカードをプレゼントする「アドビストア限定 Photoshop Lightroom 4発売記念キャンペーン」を実施。
Photoshop Lightroomは画像を簡単に読み込み、整理、編集、公開を行うことができる、基本的なデジタル写真ワークフローソリューション。Lightroom 4は、優れたシャドウとハイライトの処理テクノロジー、フォトブック作成機能、部分的なエリアの補正機能の追加、強化されたビデオ編集機能が盛り込まれている。
新しい補正機能によってカメラのダイナミックレンジが最大限に発揮され、シャドウやハイライトの詳細を極めて高い水準で抽出することができる。露出やコントラストの値を自動的に設定する新しく改善された調整機能に加え、ノイズ軽減、モアレ、ホワイトバランスなどデスクトップで調整できる機能も追加されている。
新しく搭載された「ブック」モジュールでは、豊富なテンプレートを利用して、プロ品質の美しいフォトブックを作成可能。完成したフォトブックはPDFに書き出して保存、共有することができる。また、直感的な「マップ」モジュールを利用すれば、GPS対応のカメラで撮影した写真を、地図上にピンで表示できる。通常のカメラで撮影した写真でも地図上にドラッグすれば、同様に管理できる。
また、ビデオのネイティブサポート機能が一新されており、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、スマートフォンなどで撮影したビデオクリップを再生し、トリミングやフレームの抽出を行える。Lightroomの画像調整機能の大半は、こうしたビデオクリップにも適用でき、編集されたビデオはH.264ファイルとして書き出したり、FacebookやFlickrに直接公開することもできる。
さらに「現像」モジュールでは、新しい処理テクノロジーとソフト校正機能が追加されたことで、対象となるモニタやプリントなど、対象となる出力機器に合わせた色空間を意識しながら写真の補正作業が行える。
アドビ システムズのデジタルイメージング製品担当バイスプレジデントのウィンストン・ヘンドリクソンは、「Lightroomの開発において、お客様から寄せられたフィードバックが大きく貢献しましたが、優れた製品を生み出す真の秘訣は、このようなインサイトとアドビ システムズの比類ない写真処理に対するイノベーションを組み合わせるところにあります。Lightroom 4はデジタル写真ワークフローを向上させ、フォトグラファーを他との差別化で支援する素晴らしい製品です」と述べている。
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キヤノンは、静止画・動画ともに本格的な作品作りに適した描写力を誇るハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」を、2012年3月下旬から発売する。オープン価格。
本機は、「EOS 5D Mark II」(2008年11月発売)の後継モデルで、静止画・動画ともに画質が飛躍的に向上している。さらにAFの精度や連写速度を高めるなど、撮影性能が大幅に向上したことに加え、作品作りのための表現力も進化している。
新開発の35mmフルサイズ、約2,230万画素のCMOSセンサーと、従来のDIGIC 4の約17倍の処理能力を持つ映像エンジン「DIGIC 5+」の搭載により、高精細で広ダイナミックレンジな画質を実現。さらに、常用ISO感度が最高ISO25600まで拡大したことにより、手持ちでの夜景撮影や、暗いシーンでのポートレート撮影時でも、ノイズを抑えた美しい撮影が可能。また、動画撮影時には、従来機種から偽色やモアレの発生を大幅に抑えた、より低ノイズで高画質な映像が得られる。
新開発のAFシステムには、同社の最上位機種「EOS-1D X」(2012年4月末発売予定)と同一の総測距点数61点の新AFセンサー「61点高密度レティクルAF」を搭載。これにより、さまざまな構図への対応力や動く被写体の捕捉率が向上し、特にポートレートや動体撮影などで威力を発揮する。
さらに、従来の4chから8chに読み出し速度が向上した新開発のCMOSセンサーと、DIGIC 5+の高速画像処理により、約2,230万画素の高画素数を保持しながら、最高約6コマ/秒の高速連写を可能にした。レリーズタイムラグの短縮も実現している。
バッテリーグリップ装着時
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2012年2月24日~26日、インターナショナルアートフェア「TOKYO FRONTLINE」の第2回が、東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催された。本イベントは将来性のある日本やアジアの若手アーティストの作品を、国内および世界に向け、セールス、プロモーションすることを目的とし、東京の新しいアートの拠点として中学校跡をリノベーションした「3331 Arts Chiyoda」において展開している。
具体的には、日本国内外の野心的なギャラリーと連携し、小さいけれども世界に通用する戦略的なコンテンポラリーアートのプラットフォームを創出するため、2011年の第1回から計5回の実施を予定している。3331 Arts Chiyodaの会場内ではシンポジウムや写真のアワードも開催される。
最終日の2月26日には、「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2012 By amana group」の公開審査会を開催。審査員は、篠山紀信(写真家)、南條史生(森美術館館長)、中島英樹(アートディレクター)、後藤繁雄(編集者、TOKYO FRONTLINE ディレクター)、Ivan Vartanian (GOLIGA BOOKS)、 河内タカ(amana photo collection ディレクター)。グランプリには川島崇志氏が選出された。
なお、関連イベントとして、昨年の東日本大震災を受け、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越展にて「KISS THE HEART #1 東日本復興支援アート&チャリティプログラム」を2月1日から2月27日まで開催した。(Http://kisstheheart.jp/)。また2011年秋より、PARCO-CITYと共同で年間を通じてアートをセレクト販売するオンラインストア「Living with ARTS」も始めている。
参加ギャラリー「B GALLERY + TOKYO CULTUART by BEAMS」のブース
ほとんどしきいのない広々とした空間に、各ギャラリーが作品を展示する
TOKYO FRONTLINE 2012の一押しアーティストとして入り口正面に展示された金 光男氏の作品
台湾・韓国・中国のアーティストらの作品も
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