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ライカカメラは、「ライカS2」の機能を拡張するアクセサリー「ライカS アダプター」を8月より発売する。「ライカS アダプター」は、他社製の中判カメラレンズをライカS カメラのボディに取り付けて使用できるアダプターで、以下の3つのタイプが用意された。
「ライカ S アダプターV」:ハッセルブラッドVシステムレンズ用。H=30.2mm×W=81mm、138.75g。73,500円(税込み)
「ライカ S アダプターM645」:マミヤ645システムレンズ用。H=15.5mm×W=78mm、93.5g。73,500円(税込み)。
「ライカ S アダプターP67」:ペンタックス67システムレンズ用。H=37mm×W=90mm、222.5g。73,500円(税込み)。
いずれかのレンズシステムのカメラマンは、ライカSアダプターを使用することで、それらのレンズをライカS2で利用できるようになり、レンズ資産を有効に生かすことができる。高品質な専用素材(陽極処理を施されているアルミニウムとクロムメッキの真鍮)を用いることで、頻繁に利用する状況下でも高い信頼性を実現している。
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■2011年7月19日
7/26、テイクが超広角カメラ
「Sinar arTec」のセミナー
日時:2011年7月26日(火)13:00~16:00
参加費:3,000円
定員:8名
主催:株式会社テイク
協力:株式会社エイ・ステージ
http://www.takeinc.co.jp
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テイクは、7月26日に超広角カメラ「Sinar arTec」のセミナーを開催する。
Sinar arTecは近距離から無限大まであらゆる位置から自由に撮影するために生まれた建築用のプロフェッショナルカメラで、レンズは23mm~135mmと幅広く用意されている。薄く持ち運びに優れた形状でありながら背面はスライディング形式の構造になっており、精確なフレーミングやフォーカス調整を行うことが可能。スライディングはハッセルブラッド5xxシリーズと同じハッセルVマウントの他ハッセルHマウント、マミヤ645マウント、Sinar Hy6マウントがあり、各社のハイエンドデジタルカメラバックを利用できる。
セミナーの内容は以下の通り。
・Sinar arTec の紹介(エイ・ステージ)
・デジタルバック用ソフトウェア(Captureshop)の紹介(エイ・ステージ)
・全自動水平雲台アカダルスの紹介
・質疑応答・テスト撮影
問い合わせ・申し込みは、タイトルに「Sinar arTecセミナー参加希望」と明記の上、メール内容に氏名、住所、電話、メールアドレスを記入し、下記アドレスまで送信。info@takeinc.co.jp
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HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部は、中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」が「カメラグランプリ2011大賞」の受賞記念に、外装に漆仕上げを施した特別仕様の「PENTAX 645D japan」を7月20日~9月20日の2ヶ月間の期間限定で受注発売する。製品名は「PENTAX 645D japan」、市場想定価格は120万円程度となる。
キット内容はPENTAX 645D japan本体に特別ストラップ「O-ST123」、ボディマウントキャップ 645D japan、専用フォーカシングスクリーン 「センタースポットマットDS-80」、専用化粧箱(桐製)となっている。
本モデルは福島県会津若松市の坂本乙造商店が開発した漆塗り手法を採用し、カメラ本体の外装を、日本古来の伝統技術である漆で仕上げている。漆の持つ高い耐久性と、深みのある味わいが特徴です。黒漆をベースに何種類もの銀箔を「ちぎり絵」のように貼り込み、ボルドー着色塗装を施すことで、高級感に加えて圧倒的な奥行き感を持たせている。また、天然素材である漆と箔を用いた漆芸技法の塗りを駆使して手作りで丹念に仕上げられた本製品は、それぞれ微妙に違う風合いとなるため、他に1つとして同じもののない、世界に1台だけの特別仕上げとなる。
また、カメラ本体前面の「PENTAX」ロゴと上面のモードダイヤル銘板の凸部に、それぞれ金のメッキ処理を施し、グリップのラバー部はツヤのある半光沢の黒色仕上げとなっている。ストラップは、合成皮革製の素材に「Camera GP 2011 Camera of The Year」の文字および「PENTAX 645D」のロゴが金色で入った特別仕様。カメラ本体には、限定モデルだけのシリアルナンバーが入っている。納品は受注から約4ヶ月の予定。
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株式会社リコーとHOYA株式会社は、リコーによるHOYAのPENTAXイメージング・システム事業の買収について合意に至り、契約を締結した。本件買収の結果、リコーはデジタルカメラなど製品の一部において、またHOYAは内視鏡などにおいて、ともにPENTAXブランドを使用することになる。本件を機に、両社はPENTAXブランドの価値を高めることについて協力を進めていく。
リコーの現在の基盤事業は、複写機/複合機などを中心とした画像ソリューションであり、1936年の創業時以来、数々のカメラを世に送り出してきた。1995年にはいち早くデジタルカメラを発売したほか、現在は高級コンパクトカメラの領域で評価を得ている。デジタルカメラ市場の競争は厳しさを増している一方、その歴史はまだ浅く、今後さらなる技術革新や進化の可能性を秘めている。リコーは、光学技術やネットワーク技術の強みなどを活かしたコンシューマ事業の強化が必要と考え、常に成長機会を探索していた。
一方HOYAは、2008年3月31日付で吸収合併したペンタックス株式会社より引き継いだPENTAXイメージング・システム事業をこれまで展開してきたが、経営資源の選択・集中に取り組む一環として、本事業をこのたびリコーに譲渡することとした。
なおPENTAXイメージング・システム事業以外のデジタルカメラモジュール、DVD用ピックアップレンズ、内視鏡、人工骨、音声合成ソフトウェアの各事業は、HOYAが引き続き展開していく。
PENTAXイメージング・システムは現在、中判、Kマウント、Qマウントのレンズ交換式デジタルカメラを持ち、またコンパクトカメラではOptioブランドを有している。
商品ラインアップ的には、これまでのリコーブランドとは重複が少なく、並存可能な補完関係となる。
リコーにおける本件買収の意義は、長年の課題であったコンシューマ事業を確立することにある。グローバル市場をにらんで、デジタルカメラのみならず、ビデオ会議システム、ネットワークアプライアンス端末など、よりコンシューマにフォーカスした商品サービスの推進を検討する中、本件買収はその第一歩となる。
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