ProCameraman.jpプロカメラマンのための総合Webマガジン

■2011年11月25日
Leaf Aptus II 12/12Rと
Capture One新バージョン情報

フェーズワンジャパン
http://www.phaseone-japan.co.jp/
DNPフォトルシオ
http://www.fotolusio.jp/

11月25日、フェーズワンジャパンとDNPフォトルシオは東京・五反田のDNP五反田ホールにおいて、Phase One ＆ Capture Oneセミナーを開催した。今回は「驚異の8000万画素機登場＆Capture One開発情報」と銘打ち、
1.2011年発売予定の新製品の紹介
2.Capture One新バージョンの開発情報
3.Capture One 5.2 Proの新機能と使いこなし術と、話題性の高い内容だった。

なかでも新製品の目玉として、8,000万画素のデジタルバック「Leaf Aptus II 12/12R」が実写のデモを交え大々的に紹介された。このLeaf Aptus II12/12Rは、8,000万画素という高解像度を生かし、1ショットで300dpiでA1サイズの印刷物が撮影可能という、かつてない領域に突入したデジタルバックだ。作例写真では、夜間で300m先の看板の3cmの文字が判読できており、その解像力には説得力があった。ピクセルサイズは5.2×5.2ミクロンとなっており、この解像度を写真に生かすにはレンズ選びも重要だ。

次に紹介されたのはモノクロ画像専用のデジタルバックで、赤紫外撮影にも威力を発揮する「PHASE ONE P45 Acromatic+」。こちらも実写のデモを交え紹介された。科学写真のフイルム代替として開発されたというセンサーだが、モノクロ映像には深みがあり、作家性の高い写真表現にも生かせるだろう。さらに645DFをビューカメラとして使えるチルト最大8度、シフト最大12mmのシュナイダーレンズ「PC-TS APO-Digitar 120mm F5.6 HM Aspheric」など、フェーズワン、シュナイダーの高性能レンズも発表された（詳細は下記のキャプションをクリック）。

Capture One新バージョンも開発中の一部の機能が披露された。かなり豊富な機能が追加される見込みだが、具体的な情報は正式なリリースを待ちたい。方向性としてはPhotoshopを意識したバージョンアップのように感じられた。発売日は現時点では未定となっている。

PHASE ONE New645の開発がスタート！
フェーズワン、リーフの製品ラインアップ
AptusII-12/12Rの8000万画素CCD
AptusII-12/12Rの仕様と価格
AptusII-12/12Rの特徴
AptusII-12/12Rの撮影画像の一例
PHASE ONE P45 Acromatic+の仕様
フェーズワンとシュナイダーの製品ラインナップ（写真）
フェーズワンとシュナイダーの製品ラインナップ（一覧）
レンズ新製品の価格と仕様
Aptusの特別価格キャンペーン
フェーズワンカメラキットのキャンペーン
P65+、AptusII-12、AptusII-10下取りアップグレードキャンペーン
デジタルバック年末キャンペーン

■2011年11月10日
シグマ、「70-300mm F4-5.6 DG OS」の価格を改定

シグマ
http://www.sigma-photo.co.jp/

シグマは、11月12日より、手ブレ補正OS機構搭載の望遠ズームレンズ「70-300mm F4-5.6 DG OS」の希望小売価格を改定する。新しい価格は45,000円（税別）となる（旧価格は59,000円）。
70-300mm F4-5.6 DG OS は、独自の手ブレ補正機構を搭載したコンパクトな望遠ズームレンズで、約4段分の手ブレ補正効果を発揮し、望遠の手持ち撮影が容易に行える。SLD(Special LowDispersion:特殊低分散)ガラスの採用により、色収差を良好に補正。ズーム全域で高画質を実現している。またスーパーマルチレイヤーコートの採用でフレア・ゴーストの発生を軽減、コントラストの高い描写を実現。最短撮影距離は150cm、最大撮影倍率は1:3.9。近接撮影にも威力を発揮する。シグマ用、ソニー用、ニコン用、ペンタックス用、キヤノン用が用意されている。

↑Page Top