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HOYAのPENTAXイメージング・システム事業部は、財団法人日本産業デザイン振興会主催の「2010年度グッドデザイン賞」で、デジタル中判一眼レフカメラ「PENTAX 645D」がグッドデザイン賞を、交換レンズ「FAリミテッド」レンズシリーズ(全6製品)がロングライフデザイン賞をそれぞれ受賞したと発表した。
PENTAX 645Dは「フィルム645のDNAを継承しつつも、デジタル版645として唯一無二のデザインを追求した」。FAリミテッドレンズシリーズは「いにしえのモチーフを現代的にアレンジし、古いカメラでも現代的なカメラでもどちらに装着しても違和感のない、永きに渡って使い続けることのできるレンズを目指した」と各受賞製品デザイナーがコメントしている。
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ベルボンはカーボン三脚に新たな機種として推奨積載4,000gのCarmagne N6325とCarmagne N6425の2機種と、推奨積載3,000gのCarmagne N5325とCarmagne N5425の2機種を追加した。
4機種ともクイックシューに国際規格のDINタイプを使用したワンストップ雲台を標準装備しており、カメラの着脱がワンタッチでスピーディに行える。軽量金属マグネシウムを雲台とボディに採用し、脚には剛性と軽量性を兼ね備える「カーボンファイバー」を用いている。価格はすべてオープンプライス。
カタログ(PDF)
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▲ハッセルブラッド「H4D-31」 |
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シグマは、新たに開発した24×16mmのAPS-CサイズフルカラーX3ダイレクトイメージセンサーを搭載し、有効画素数4600万画素(4,800×3,200×3層)の高精細、高画質を実現したデジタル一眼レフカメラ「SIGMA SD1」を発表した。
本機は、外観カバーに軽量で堅牢なマグネシウム合金の採用やOリング等でボタン類や接合部シーリングにより、堅牢性が高く、高い防塵・防滴性を実現したフラッグシップモデル。
24×16mmのAPS-CサイズフルカラーX3 ダイレクトイメージセンサーを搭載し、高精細、高画質の大容量データを2つの画像処理エンジン「TRUE II」で高速処理し、今までにない色彩豊かな高精細かつ立体的で臨場感のある画像が得られる。
なおシグマは、単焦点レンズに匹敵する高画質と堅牢性に優れた、手ブレ補正OS 機構搭載の大口径望遠ズーム「SIGMA APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM」(発売日・価格未定)と、手ブレ補正機構OSを搭載した高性能な大口径中望遠マクロレンズ「APO MACRO150mm F2.8 EX DG OS HSM」(発売日・価格未定)も発表した。
SD1スペシャルサイト
http://www.SIGMA-SD.com/SD1
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Leaf Imagingがシングルショット対応の中で世界で最も高い解像度を実現した「Leaf Aptus-II 12」を発表した。53.7×40.3mmのCCDを搭載しており、10,320×7,752ピクセルの8,000万画素でキャプチャできる。ISOは80-800に対応する。FireWire800を使用して1枚あたり1.5秒未満でイメージを転送することが可能。
カメラバックをカメラボディからはずすことなく回転ダイヤルで縦横を設定できる「Leaf Aptus-II 12R」もリリースされる。
http://www.leaf-photography.com/products_aptus212.asp
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世界有数の35ギャラリー(日本、ニューヨーク、ロス、アムステルダム、香港、台湾)が参加し、約500点以上の写真作品が集まる国際アートイベント「TOKYO PHOTO 2010」が、東京・六本木ヒルズ森タワー40Fのacademyhills 40で2010年9月17日~20日の4日間、開催されている。本イベントは今年で2回目を迎える写真作品の国際アートイベントとして、国内外有数のギャラリーが一同に会し、写真作品の展示・販売を行う見本市。
出展作家&ギャラリーの一例は以下の通り。
Robert Frank、Dian Arbus (ROBERT MANN GALLERY:NY)
Andy Wohal (Danziger Projects : NY)
Alec Soth (マグナムフォト東京)
森山大道 (タカ・イシイギャラリー)
William Eggleston (SCAI THE BATHHOUSE)
蜷川実花 (小山登美夫ギャラリー)
講演など詳細は以下URLまで。
http://www.tokyophoto.org/index.html
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シグマはコンパクトデジタルレフカメラ「DP2」シリーズやデジタル一眼レフカメラ「SD15」に採用されている画像処理エンジン「TRUE II」を搭載した高画質コンパクトデジタルカメラ、「DP1x」を発売する。9月30日発売でオープン価格となっている。
2008年3月に「一眼レフカメラと同じ性能をもつ、コンパクトなまったく新しいデジタルカメラ」をコンセプトに大型のダイレクトイメージセンサーを搭載した「DP1」を発売。その後、2009年4月に「DP2」を発売し、広角域の撮影は「DP1」シリーズ、標準域の撮影は「DP2」シリーズを用意してきた。
今回の「DP1x」は、画像処理エンジン「TRUE II」の搭載による処理速度の高速化やオートフォーカスアルゴリズムの最適化によるAFスピードの高速化の他に、QSボタンの新設やセットアップメニューの変更など、「DP2」シリーズとユーザーインターフェイスの統一が図られた。
「DP1x」の主な特徴は以下の通り。
・デジタル一眼レフに採用されている20.7mm×13.8mm の大型センサーを搭載(一般的なコンパクトデジタルカメラに搭載されている1/1.8型~1/2.5型センサーの約7倍~12倍の面積)。1画素の大きさは、7.8μm。1画素に取り込める光の量が多い大きなフォトダイオードにより、解像感の高い、豊富な階調表現が可能。
・フルカラーイメージセンサー「X3」搭載。デジタル一眼レフカメラSD14、SD15 及び、DP シリーズに採用されている1,406万画素(2,652×1,768×3層)のダイレクトイメージセンサーを搭載。このセンサーは、RGB全色を3層で取り込むことができる画期的なフルカラーイメージセンサーで、シリコンの異なる深さに配置されている3つの層が、センサー表面に近い方から順に青(B)、緑(G)、赤(R)の光を取り込み、画像を生成。原理的に偽色が発生しないため、ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことができるので、立体的で臨場感のある画像が得られる。
・「X3」専用画像処理エンジン「TRUE(Three-layer Responsive Ultimate Engine) II」を搭載。フルカラーセンサーが捉えたすべての情報をシグマ独自のアルゴリズムで画像を劣化させることなく高速処理し、色彩豊かな高精細かつ立体的な描写を実現している。
・16.6mm F4レンズ搭載。大口径16.6mm F4 レンズ(35mm判カメラ換算28mm相当の画角)を搭載。大口径グラスモールド非球面レンズを採用し、ディストーションが少なく、高いコントラストを実現。・RAWデータ記録方式採用。光の情報をそのまま記録するRAWデータ記録方式と、撮影したデータの利便性を向上させるJPEGを採用。RAWデータは、データが劣化しないロスレス圧縮方式を採用し、コンパクトなファイルサイズを実現しました。DP1xは、輝度情報と色情報を1:1の形式で取り込んでいるため、RAWデータには、補間に頼らずに輝度情報と色情報が1:1で記録される。このRAWデータを付属の「SIGMA Photo Pro4.2」で現像処理をすることで、他にはない自然なバランスを持った画像を実現。
DP1xスペシャルサイト
http://www.SIGMA-DP.com/DP1x
DP1x 製品ページ
http://www.sigma-photo.co.jp/camera/dp1x/index.htm
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キヤノンは、ハイアマチュア向けの「PowerShot G12」を10月上旬より発売する。価格はオープンプライス。
「PowerShot G12」は、本格的なマニュアル撮影機能や拡張性を備えた「G11」(2009年10月発売)の後継機。優れた基本性能を受け継ぎつつ、静止画・動画のさらなる高画質化を実現するために機能や性能を高め、操作性を向上させた。
ノイズの発生が少ない高感度センサー(有効画素数約1,000万画素)と、高い処理能力を誇るキヤノン独自の映像エンジン「DIGIC」を組み合わせた「HS SYSTEM」を採用することで、夜景や室内などの暗いシーンで、手ブレ、被写体ブレやノイズを抑え、手持ちでもその場の雰囲気を生かした写真を撮影可能。ノイズリダクションテクノロジーのアルゴリズムを見直し、高感度撮影時の解像感をさらに向上させている。さらに、シフトブレを補正するハイブリッドISや、暗部補正・ダイナミックレンジ補正の個別設定機能などを新たに採用。レンズは28-140mm(F2.8-F4.5)相当のズームレンズを搭載。
一眼レフカメラのようにグリップ部に電子ダイヤルを設けることで、グリップから手を離さずに素早く設定の切り替えを可能とした。バリアングル式の液晶モニターも装備。
さらに高精細な1,280×720画素(24フレーム/秒)のHD動画撮影機能を搭載しており、ステレオ音声記録とともに臨場感あふれる動画も撮影することが可能。
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ニコンの子会社、ニコンイメージングジャパンは、新開発のCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 2」を搭載し、高画質・高精細といった先進の高性能を小型高品位ボディに凝縮させた、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラのミドルクラスモデル「ニコンD7000」を10月29日より発売する。価格はオープンプライス。
D7000は、新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 2」を搭載。有効画素数1,620万画素を誇り、高精細な描写と豊かな階調表現で、高画質な撮影が可能。また、常用ISO感度はISO 100~6400で、Hi2(ISO 25600相当)までの増感設定が可能で、夕暮れや室内などの暗い場所や、動きの速いスポーツシーンでの表現の可能性が広がる。
また、フルHD(1920×1080、24p)に対応した動画撮影ができる「Dムービー」を搭載。コントラストAFでのピント合わせができ、AFモードを常時AFサーボ(AF-F)に、AFエリアモードをターゲット追尾AFに設定すると、動き回る被写体にもAFエリアが三次元で追従してピントを合わせ続けルことが可能。さらに、動画の一部分をJPEG画像の静止画として切り出すことや、動画から不要な部分を削除することができる動画編集機能も装備。外部マイクによるステレオ録音も可能だ。
ちなみに「EXPEED 2」は、ニコンが培ってきたデジタル写真に対する考え方やノウハウ、テクノロジーを包括して開発された画像処理エンジンであり、画像処理の高速化、高度なノイズ低減、色再現性の向上、低消費電力化を実現している。
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オリンパスイメージングは、「フォーサーズシステム規格」に準拠した「オリンパスE-システム」の最上級機種のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「E-5」を10月下旬から発売する。価格はオープンプライス。
1,230万画素ハイスピードLive MOSセンサーと、新技術「ファインディテール処理」を搭載した画像処理エンジン「TruePic V+」により高水準の画質やマグネシウム合金ボディーや防塵防滴構造、ダストリダクションシステムで高い信頼性を実現している。
720p、HDMI出力に対応したハイビジョンムービー撮影機能 に対応し、2軸可動式の3型VGAハイパークリスタル液晶モニターを採用することで、静止画や動画でのライブビュー撮影も行うことができる。
11点全点ツインクロスセンサーによる世界最高速AFや1/8000秒の高速・高精度シャッター、秒5コマの高速連写、最大5EVステップの補正効果を実現したボディー内手ぶれ補正機構なども実現している。
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駒村商会は、米国Expoimaging社の「ROGUE Flash Bender(ローグ・フラッシュベンダー)」の取扱いを開始した。イメージビジョンを通じてS、M、Lの3サイズを9月17日より発売する。
ROGUE Flash Benderは、クリップオンタイプストロボで光を自由にコントロールするためのシステム。フレキシブルなワイヤーが反射板に組み込まれており、任意の位置や形に曲げてバウンス光の的確なコントロールを実現できる。白い反射面はフラッシュの色温度の変化を抑えた設計で、拭くことができる丈夫で高品質な材料でできている。また、簡単に装着可能なベルトを装備しており、さまざまなクリップタイプのストロボに取り付けることができる。
http://www.komamura.co.jp/ROGUE/index.html
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スイスのジナーフォトグラフィは、photokina2010で48.8Mピクセルのマルチショットデジタルカメラバックを発表した。
48.0x36.0mmのDalsa FTF 6080Cを採用し、8000x6000ピクセルの48.8Mの撮影が可能。ワンショット撮影以外にもマルチショット撮影にも対応。1ピクセルの幅で横、または垂直に3回移動して撮影をする技術でモアレの問題を解決することができる。
86Hはアダプターを交換することにより、Sinar p3やSinar Hy6、マミヤRZ 67、マミヤRB 67、マミヤ645、マミヤAFDプロ、富士のGX 680、コンタックス645、ハッセルブラッドV、ハッセルブラッドHシリーズなどに対応。スイスでは10月より出荷を開始予定。
http://www.sinar.ch/en/products/digital-backs/241-sinarback-evolution-86-h
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シグマは、開放値F1.4 フルサイズ対応大口径中望遠レンズ「SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM」を9月24日より発売する(キヤノン用)。
これは自然な遠近感を備えた焦点距離85mmのフルサイズ対応大口径中望遠レンズ、F1.4の美しいボケと明るさを活かしたポートレートや風景、夕暮れのスナップに最適。APS-Cサイズデジタル一眼レフカメラに装着すると、127.5mm 相当の画角を持つ大口径レンズとして使用可能。
SLD(Special LowDispersion:特殊低分散)ガラスとグラスモールド非球面を採用し、諸収差を良好に補正。中心から周辺まで優れた描写性能を発揮。フォーカシングによる収差変動の少ないリアフォーカス方式を採用。
スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減。周辺光量も豊富で、開放からシャープでコントラストの高い描写を実現している。
超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)の搭載により、AF スピードの高速化と静粛性を実現。フルタイムマニュアルフォーカスにより、AF合焦後の微妙なピント合わせが可能。最短撮影距離は85cm、最大撮影倍率は1:8.6となっている。
9枚羽根の円形絞りを採用し、円形の美しいボケを表現する。
シグマ用、ニコン用、ペンタックス用、ソニー用の発売日は未定。
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シグマは、同社製ソニー用交換レンズが、ソニーの「α33」、「α55」との組み合わせにおいて絞り作動不良になる可能性のあることが判明したと発表した。現象としては絞り作動不良が発生し「カメラエラー(Camera Error)」と表示される。
ソニー「α33」および「α55」におけるシグマ製ソニー用交換レンズのユーザーは、同社カスタマーサービスにて無償にて修理対応する。
なお当該カメラ以外ではこの現象は発生しない。また今後の出荷分ソニー用交換レンズはすべて対応済みとなっている。
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