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キヤノンは、APS-Hサイズで、世界最高画素数の約1億2,000万画素(13,280×9,184画素。撮像画面サイズ約29.2×20.2mm)のCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーの開発に成功した。
新開発の超高画素CMOSセンサーは、キヤノンが製品化している同サイズの最高画素数のCMOSセンサー(約1,610万画素)と比べ、約7.5倍にあたる約1億2,000万画素を有し、解像度は2.4倍に向上している。
CMOSセンサーでは、多数の画素を高速に読み出すために並列処理を行う。並列処理する信号数が増加すると信号遅延やタイミングのわずかなズレが問題となるが、キヤノンは読み出し回路のタイミング制御方法を工夫することでセンサー信号を高速に読み出すことに成功。これにより、1秒間に最高約9.5コマのスピードでの出力が可能になり、超高精細画像の連続撮影を実現する。
また、本CMOSセンサーは、フルHD(1,920×1,080画素)動画を出力する機能も備えている。センサー画面全体のうち、約1/60の任意の領域をフルHD動画で出力することが可能だ。今回開発した約1億2,000万画素のCMOSセンサーを使えば、画面の一部だけを切り出すトリミングや、電子的に画像の一部を拡大する電子ズームなどを行っても、これまで以上に高精細で鮮明な画像を得ることができる。また、広い範囲を静止画で確認した上で、任意の領域を指定して、フルHD動画として見ることも可能。
詳細は以下URLまで。http://cweb.canon.jp/camera/cmos
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ソニーは、世界で初めて光を通す透過ミラーを搭載し、新開発の有効約1620万画素「Exmor(エクスモア) APS HD CMOSセンサー」(α55のみ)や進化した画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」を搭載した、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α55」「α33」を発売する(オープン価格)。
両機は、光を通す透過ミラーを用いることで、一眼レフカメラでは必要だったミラーの駆動をなくし、常にオートフォーカスセンサーとイメージセンサーに同時に光を当てることができる「Translucent Mirror Technology (トランスルーセントミラー・テクノロジー)」を搭載することで、以下の機能を実現した。
・オートフォーカスが追従する秒間最高10コマの高速連写を実現。TTL位相差検出方式AFによって、撮影チャンスを瞬時に捉え、ピントを合わせて高速撮影。
・世界初の動画撮影中にもTTL位相差検出方式AFが作動、高速・高精度なオートフォーカスの効いた、AVCHDフルハイビジョンの動画撮影「クイックAFフルHDムービー」。
・「Exmor」APS HD CMOSセンサーの高精細画像をそのまま液晶ディスプレイに表示するライブビュー撮影。100%の視野率を実現した電子ビューファインダー「Tru-Finder(トゥルーファインダー)」の搭載や、TTL位相差検出方式AFが常に作動するなど、さらに進化した「クイックAFライブビュー」機能の搭載。
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パソコン用マウス製造販売の世界最大手、Logitech Internationalの日本法人ロジクールは、クリエイター向けの高性能・多機能マウス「ロジクール ワイヤレスマウス G700」(以下G700)を2010年9月3日より発売する。価格はオープンプライスで、ロジクールオンラインストア(http://store.logicool.co.jp)の価格は9,980円(税込)となっている。Windows XP/Vista/7対応。
G700は、マウスでの連続した精密な作業を効率的に遂行することを必要としている、グラフィックデザイン、CADオペレーティング、プログラマ、編集者など、プロのクリエイターに最適なツールとして開発された。操作しやすい位置に配置された13個のプログラム可能なボタンを駆使することで、大幅な作業の効率化が可能。さらに快適な使用感が持続する曲線デザインとレーザーセンサー、ワイヤレスまたはワイヤード(有線)での高速通信により、ストレスのないスムーズなマウス操作を実現している。
G700に搭載されたボタンは、位置や形状で簡単に識別できるので押し間違いがなく、また、それぞれのボタンに対して、コピーやペーストといった基本的な機能から、複雑な操作の組み合わせのマクロプログラムまで、多様な操作を設定できる。それぞれのボタンに割り当てた組み合わせ(プロファイル)を最大5つまで登録できるため、作業の内容や使用するアプリケーションに合わせて、最適なプロファイルに素早くボタンで切り替えることも可能。
G700は、独自の2.4GHzワイヤレス技術により、ワイヤレス接続時においても、一般的なマウスの約8倍の速度(1000Hz)でパソコンやワークステーションと接続することが可能で、僅かな動きも見落とさない高性能レーザーセンサーが、光沢のあるデスクを含めた多様な平面において、クリエイターの手の動きを精確にマシンに反映させる。また、解像度(感度)の調節機能(200~5700dpi)により、細かな作業では低感度(低速)に、効率的なカーソル移動を必要とする場合や、解像度の高いモニタや大画面、マルチモニタでの使用には、使いやすい高感度(高速)に切り替えることも可能。
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■2010年8月23日
フェーズワンCEOの
ホコンソン氏に聞く最新状況
→写真は左がフェーズワンCEOヘンリック・オー・ホコンソン氏、右がフェーズワン・ジャパン下田貴之氏
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8月20日に行われたマミヤの「DMシリーズ」国内発売の発表会にフェーズワンCEO、ヘンリック・オー・ホコンソン氏も出席していた。このタイミングで近況を聞くことができた。
--9月に行われるphotokinaの発表内容を教えていただくことはできますか?
いまの段階では紹介することができません。時期がきたらいち早く皆さんにお伝えします。
--中判デジタル業界の中でPhase Oneのシェアは現在どれぐらいでしょうか?
リーフ、マミヤ、フェーズワンのチームとしてでワールドワイドでは65%ぐらいです。
--競合のハッセルのカメラシステムと比較した場合、フェーズワンのカメラシステムの優位性を教えていただけますか?
第一に信頼性があることです。フォトグラファーの方に毎日使っていただくには信頼性がないといけません。2つ目としては高画質であり、高品質でもあること。3つ目としてはリーフ、マミヤ、フェーズワンのチームとしてバラエティのある選択肢を提供できることがアドバンテージです。
--中判デジタルといえば高画素が特徴でしたが、キヤノンやニコンも十分な解像度を備えてきました。これからの中判デジタルの優位性はどのようになっていくと考えていますか?
まず、中判デジタルのほうがクオリティが高いこと。また、いろんなバラエティがある形で使えるところも一般のデジタル一眼レフカメラより優位な点でしょう。
--ありがとうございました。
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マミヤ・デジタル・イメージングは、7月13日にワールドワイドでの展開を発表したデジタルバックの新ラインナップ「DM22」、「DM28」、「DM33」と、さらに高画素モデルとなる「DM40」、「DM56」を9月1日から国内で販売を開始する。
マミヤデジタルバックDMシリーズは、22Mピクセル(CCDサイズ 48×36mm 解像度 5,356×4,056ピクセル)から56Mピクセル(CCDサイズ 56×36mm 解像度 9,288×6,000ピクセル)にわたる5種類のデジタルバックから構成される。645DFや645AFD III以外にもアダプターを介してマミヤRZ67、マミヤRB67、4×5カメラにも使用できる。RAW現像にはPhaseOne社の「Capture One」を使用し、高品質のイメージを実現する。
操作は背面の3.5インチのタッチパネルで行い、「Leaf Remote Server」を介することで撮影したその場で、iPhoneやiPad.に画像を表示することも可能。また、マミヤ645DFとマミヤセコールLSシリーズのレンズシャッターを使用することで、1/1600秒という高速シャッターでのフラッシュシンクロが可能になった。
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マミヤ・デジタル・イメージングは、マミヤ645DF専用の縦位置バッテリーグリップ「マミヤ V-Grip Air GB401」を9月1日から販売を開始する。
マミヤ V-Grip Air GB401は単3形電池(エネループ(推奨)、アルカリ電池)6本およびDMバック、Mバック用リチウムイオンバッテリーの2つの方法で645DFカメラボディに電源を供給する(使用するバッテリータイプをバッテリーセレクターで選択)。
縦位置での撮影用に縦位置シャッターボタン、前面側と背面側にダイヤル、AFロックボタン、AEロックボタン(645DF本体のカスタムファンクションで前後ダイヤルの切り替えやAF/AEロックボタンの切り替えが可能)を装備。プロフォトエアーを内蔵し、プロフォトエアーシステムを搭載する機器にトリガーを送出することが可能。また、V-Grip Air GB401を介して645DFカメラボディのファームウェアをUSB接続ですることができ、常に最新の状態で使用可能だ。
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ニコンの子会社、ニコンイメージングジャパンは、焦点距離85mm、開放F値1.4の明るく、きれいなボケ味と優れた解像力を両立した大口径中望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G」(写真上)と、「手ブレ補正(VRII)」機構を搭載し、焦点距離28-300mmで広角から望遠まで1本でカバーする約10.7倍超高倍率ズームレンズ「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」、およびナノクリスタルコートと「手ブレ補正(VRII)」機構を搭載した、開放F値4固定の5倍標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」のニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応レンズ、3製品を発売する。
「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G」は焦点距離85mm、開放F値1.4の高画質・高性能の大口径中望遠単焦点レンズ。開放F値1.4と円形絞り(9枚羽根)の採用で、明るく美しいボケ味の表現が可能。至近距離から無限遠まで高い描写性能を発揮し、特にポートレート撮影に適している。さらに室内での撮影や夜景撮影などにも最適。「M/A」(マニュアル優先オート)モードと「M」(マニュアル)モードの2つのフォーカスモードを搭載。さらに、改良された新しいMF駆動機構の搭載により、MFタイムラグを減少させ、「M/A」モード時のマニュアルフォーカスの操作感を向上させている。
「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」は焦点距離28-300mm、約10.7倍の高性能・超高倍率ズームレンズ。実用性の高いさまざまな焦点距離に対応し、約10.7倍という大きな変倍比を持ち、広角での風景写真から望遠撮影まで、1本で幅広い画角での撮影が可能となっている。また約4段分の手ブレ軽減効果を発揮する「手ブレ補正(VRII)」機構搭載。
「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」は焦点距離24-120mm、開放F値4固定の5倍標準ズームレンズ。プロフェッショナルやハイアマチュアユーザー向けに、実用性と機能性を兼ね揃え、安定した高い描写性能を発揮する。約4段分の手ブレ軽減効果を発揮する「手ブレ補正(VRII)」機構搭載。「ノーマルモード」と「アクティブモード」の2つのVRモードを搭載しているため、さまざまな撮影シーンに対応する。
・AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
希望小売価格:225,750円(税込み以下同。2010年9月2日発売予定)
・AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
希望小売価格:126,000円(2010年9月2日発売予定)
・AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
希望小売価格:163,800円(2010年9月22日発売予定)
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ニコンイメージングジャパンは、ニコン新開発のCMOSセンサーと新画像処理エンジンの搭載で高画質・高精細を実現するとともに、「ガイドモード」により思い通りの写真が撮影できる、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラのエントリーモデル 「ニコン D3100」を発売する。「D3100」のダブルズームキットに採用される、焦点距離55mmから300mmまでに対応する超望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」も用意されている。
「D3100」は、新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED2」を搭載。CMOSセンサーは、有効画素数14.2Mピクセル(「D3000」は有効画素数10.2Mピクセル、CCDセンサーを搭載)、豊かな階調表現で、高画質・高精細な撮影が可能。また常用感度はISO 100~3200で(D3000はISO 100~1600)、Hi2(ISO 12800相当)までの増感設定が可能なため、夕暮れや室内などの暗い場所での撮影や、動きの速いスポーツシーンでの撮影にも効果を発揮する。
2010年9月16日発売予定、価格はオープンプライス。
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リコーは、光学10.7倍(28~300mm)の広角・高倍率ズーム、裏面照射型1000万画素CMOSセンサーを搭載したデジタルカメラの新製品「CX4」を発表。道具感と機能美を追求した新デザインのボディに、強化されたイメージセンサーシフト方式ブレ補正機能を搭載している。
「CX4」は、一新されたイメージセンサーシフト方式ブレ補正機能によって、シャッタースピード換算で平均約3.7段分の補正効果を実現し、室内や暗いシーン、望遠撮影における撮影性能を向上させている。また、カメラが被写体を自動で追尾してピントを合わせ続け、撮りたい瞬間にシャッターを押すだけで最適なピントと明るさで撮影が出来る「被写体追尾AF」を新たに搭載。動きのある被写体の撮影や、接写時に効果を発揮します。
さらに、連続撮影した4枚の静止画を重ね合わせて、ノイズの少ない1枚の画像を記録する「夜景マルチショットモード」や、ソフトフォーカス、クロスプロセス、トイカメラなど、多彩な撮影表現を実現する「クリエイティブ撮影モード」の搭載など、写真撮影の楽しみを広げる機能を強化している。
曲面造形を採用した新デザインを採用することで、ポケットなどへの収納性、携帯性をさらに向上。「毎日使いたくなる道具」として追求されている。
ボディカラーはブラック/シャンパンシルバー/パープルピンク。発売日は2010年9月3日。オープン価格となっている。
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■2010年8月19日
アドビ、iPad、iPhone、
Android向け
「Adobe Photoshop Express(英語版)
アドビシステムズ/
Adobe Photoshop Express/無料
http://www.adobe.com/jp/
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アドビシステムズは、iPadおよびiPhone向け「Adobe Photoshop Express(英語版)」の提供を開始した。
Photoshop Expressは、Photoshop.com Mobileを一新したもので、今回の更新によりiPadなどでも写真の編集・整理・共有を容易に素早く行うことができるようになった。
iPad向けPhotoshop Expressでは、切り抜き、回転、反転など、iPhoneユーザーに人気の写真編集機能のすべてと、自然な彩度、ポップ、枠線、ビネットなどの楽しい効果を利用できる。露出、彩度、色かぶり補正、白黒などの調整をワンタッチで行うことで、素早く写真の見栄えを良くすることができる。そのままSNSなどに投稿し、家族や友人と写真を共有することが可能。
Photoshop Expressでは、横長モードから縦長モードへの容易な反転など、iPadユーザーに特化した機能が提供されるほか、写真の整理・編集・アップロードのワークフローが刷新されている。例えば、複数の画像を次々に編集して、それぞれの写真をPhotoshop.comとFacebookに同時にアップロードできるようになった。最新のオーガナイザーにより、アルバムの共有も簡単に行うことが可能。
iPadおよびiPhone向けAdobe Photoshop Expressは英語版のみで、アップルのiTunesストアから無償でダウンロードすることが可能。iPhone向けアプリケーションは、2009年10月に初めて発表されたもので、名称の変更および部分的なアップデートが行われている。 またAndroid Marketplaceより、Androidユーザー向けのPhotoshop Expressのアップデートも公開している。詳細は以下URLまで。
http://mobile.photoshop.com
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