●ディスプレイ用の招き猫にペイント
ディスプレイのお仕事です(ショッピングセンターのウインドウ)。高さが12センチほどの素焼きの招き猫に自由にペイントすることになりました。
全部違う柄とのオーダーです。50個ペイントしましたが抜粋して紹介します。数年は飾るとのことなのでたくさんの方に目にしていただくくことになります。見てワクワクするような、見応えのある作品にしたいと思いました。
完成イラスト。(クリックで拡大) |
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・素焼きの招き猫にペイント
素焼きの招き猫に白いアクリルガッシュを塗ります。今回のオーダーは白場を多くとのことでしたので、白を並べてイメージを膨らませます。
素焼きの状態の招き猫。(クリックで拡大) |
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・着色
ラフは描かずに色のバランスを意識して、頭にあるイメージのベースの色を塗ります。使用したのは、ターナーのアクリルガッシュです。発色がいいのでディスプレイに向いています。不透明さも向いています。
着色は個体と全体の色のバランスを考えて行う。(クリックで拡大) |
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・さまざまな表情で
まずは色数を多く使う招き猫をペイントします。顔の表情も意識していきます。楽しい顔を意識しています。白場の多い招き猫は隣同士で色がかぶらないように意識しています。明るい色を選んでいます。
楽しい顔を意識して。(クリックで拡大) |
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・仕上げ
オーダー通りに白場の多い招き猫完成です。この作業を色を変えながら、表情を変えながら、入れるモチーフを変えながら繰り返してペイントしていきます。
出来上がった50個の一部。(クリックで拡大) |
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・ディスプレイ
施工会社さんによって現場で取り付けてもらい、ディスプレイの完成です。1つひとつ表情の違う招き猫を楽しいんでもらいたいと思います。
ショッピングセンターのウィンドウにディスプレイされて完成。(クリックで拡大) |
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次回は和多田一美さんの予定です。
(2022年9月6日更新) |