●雑貨ショップのクリスマスビジュアル作成
東海地方を中心に展開されている雑貨ショップ「オンセブンデイズ」さんのクリスマスビジュアル&ツールのイラストを担当しました。出来上がるまでの過程をご紹介いたします。
・使用ツール
水彩絵の具、iPad Pro、Procreate。
・まずはキービジュアルの作成から
これまでクライアントさんが展開してきたビジュアルに比べると、私のイラストの表現が今まで採用してきたことのないチャレンジとのことで、表現方法やタッチについてディレクターの池田敦さんとデザイナーの中北隆介さんと最初に細かくニュアンスを打ち合わせしました。モチーフも「あまりキラキラすぎない、普段の日常よりなものを」ということで、最初に描いたラフ。
写真1:最初のラフ。(クリックで拡大)
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タッチはあまり影や立体感を出しすぎないでほしいという要望だったので、一度落とし所を見てもらった方がよいということになり、トナカイとプレゼントを普段のタッチより平坦なタッチで描いて提出しました。
写真2:立体感を出しすぎないタッチ。(クリックで拡大)
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こちらで一度見ていただいた結果、やはりモチーフはもっとクリスマス寄りに、タッチも私の普段のタッチで行った方が良くなりそうということになり、最終的に出来上がったのがこちらです。
店内に展開されました。
・バックや包装紙のイラスト
そしてもう1つが、ショッピングバックや包装紙などのツール用のイラストです。
写真5:ラッピング用イラスト。(クリックで拡大)
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こちらはリスや雪の結晶などのモチーフをデザイナーの中北さんと線や塗りつぶしのバランスなどをご相談しつつ、モノクロで描きました。モノクロはiPadで描いています。
写真6:ショッピングバック用デザイン。(クリックで拡大)
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出来上がったのがこちら。とっても素敵な色合いと可愛い仕上がりになりました。
写真7:包装紙。(クリックで拡大)
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私が描いたイラストがクライアントさんやディレクターさんやデザイナーさんの手で1つのものに出来上がっていくことが、このお仕事の一番楽しいところだと思います。
そしてお客さまの目に届いて、そこで完成。楽しんでもらえたらとっても嬉しいし、また頑張ろうって思える瞬間です。
次回はミヤザキコウヘイさんの予定です。
(2021年11月9日更新)
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