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Portfolio NOW!

このコラムでは、毎回1人のデザイナーに旬のデザインを見せていただき、その作品作りのきっかけ、コンセプト、世界観、制作テクニックなどを語っていただきます。リレーコラムですので、掲載クリエイターには次の方にバトンを渡していただきます。

 

Illustrator FILE 40

利光春華

イラストレーター。2008年よりCDジャケット、女性誌、広告ポスター、化粧品のパッケージ、などのイラストレーションを制作。300万部発行された2017年度TOYOTAカレンダーのイラストを描いたことがきっかけで、初めてのビジュアルストーリーブック「Ribbon」(上ノ空発行)を2017年12月1日に発売した。

Ph:Tetsuya Matsuoka


● ビジュアルストーリーブック「Ribbon」の作り方

・どんな本を作ろう?

ビジュアルストーリーブック「Ribbon」がどうやって作られたのかを説明していきたいと思います。


完成した「Ribbon」。(クリックで拡大)

はじめに、この本を発行、編集してくださることになった上ノ空の横里 隆さんと、同じく編集の波多野公美さんと私の3人で、どんな本を作ろう? という話し合いからスタートしました。


横里さんと打ち合わせ。(クリックで拡大)



波多野さんと打ち合わせ。(クリックで拡大)

そこで、以前から挑戦してみたかった、鳥が四季を旅するストーリーで「奥へと進んでいく構図」を提案してみました。


最初のラフスケッチ。(クリックで拡大)

絵本でよくあるのは、横に向かって絵が進んでいく構図ですが、今回はとにかく、奥へ、奥へと、自分もその物語に入り込んでいくような構図に挑戦したいと思いました。

・絵コンテを作って全体を把握する

本の全体像を把握するために、絵コンテを作りました。


絵コンテを描く。(クリックで拡大)



(クリックで拡大)

これらを元に、実際に絵を描いていきます。


手描きで絵を描いていく。(クリックで拡大)

パーツをたくさん描いたものをスキャンし、Photoshopで絵柄を組み立てていきました。


Photoshopで加工する。(クリックで拡大)

・何度も試作してみる

ある程度、絵柄が確定したところで、ブックデザイナーを担当してくださることになった新藤岳史さんのところへ相談にいきました。


ブックデザイナーの新藤さんたちと打ち合わせ。(クリックで拡大)

「こうしたらもっと良くなる」という絵のアドバイスをいただき、実際に試行錯誤して、調整を繰り返しました。


試行錯誤を繰り返す。(クリックで拡大)



アトリエにも絵がいっぱい。(クリックで拡大)

・文章にも初挑戦

絵が完成しつつあるなか、編集者の横里さんと波多野さんにアドバイスをいただきながら、初めての文章にも挑戦しました。何度も何度も繰り返しやり直しながら、やっとのことで仕上げました。「来週までに出てこなかったら、別の方法を考えよう」と言われた日の夜、パソコンの前に座ったら、溜まっていたものが溢れ出るように、すらすらと書けたのは、忘れられない体験となりました。


文章も書いた。(クリックで拡大)

・印刷所に行って色校を確認、完成!

今回は、ブックデザイナーの新藤さんが、「作品にピンク色が多く使われているのが印象的」とおっしゃってくださり、実際に印刷するインクも、蛍光ピンクを加えて刷ることになりました。印刷所に行って立ち会い、何度か色校を出していただき、「Ribbon」が完成となりました!


蛍光ピンクも加えて印刷へ。(クリックで拡大)

・本屋さんに並んだ日

2017年12月1日に、ついに一般発売! この本は、クラウドファンディングで募集を募り、たくさんの皆様のご協力のもとで作られた本です。「元ダ・ヴィンチ編集長が挑戦! みんなで作る新しい出版のカタチ『Ribbon』」

https://greenfunding.jp/lab/projects/1947

それが、いよいよ一般発売されることになり、本屋さんの芸術書のイラストコーナーや児童書コーナーに並びました。


書店に並ぶ。三省堂書店神保町本店様(クリックで拡大)



紀伊国屋書店北千住マルイ店様。(クリックで拡大)

描いたものが1冊の本になり、本屋さんに置いていただくことは初めての経験です。とても感動しました! 頑張って作ってよかったと思える瞬間でした。でも、これで終わりではなく、Ribbonを通じてたくさんのみなさんとの繋がりを感じたい、というのがこの本を作った1番の動機です。ぜひ、1人でも多くの方に手にとってもらい、見たり読んだりしてほしいと願っています。


次回は榎本マリコさんの予定です。
(2018年2月20日更新)

 

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