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Portfolio NOW!

このコラムでは、毎回1人のデザイナーに旬のデザインを見せていただき、その作品作りのきっかけ、コンセプト、世界観、制作テクニックなどを語っていただきます。リレーコラムですので、掲載クリエイターには次の方にバトンを渡していただきます。

 

Illustrator FILE 31

金子典生

1976年横浜生まれ。茅ヶ崎在住。グラフィックデザイナーを経てフリーのイラストレーターに。主な仕事:広告、キャラクター、書籍、雑貨、教材など。
http://flipillustration.wixsite.com/kokopeli5

●個展作品の制作

・テーマ設定

この個展では、ノートやスケッチブックに描きためていたラフや落書きを元に、作品を制作したのですが、ピックアップする際のテーマとして「オモチャの人形や置物をイメージしたもの」と「マンガ的な表現のもの」を二本柱にした、シリーズのような形にすることにしました。それらをラフのまま出したり、素材や色を重ね合わせて新たに描き起こしたり。今回ご紹介する作品は、その中の「架空の人形シリーズ」で描き起こした「エスキモー」(画像1)です。


画像1:完成した作品。(クリックで拡大)
 

・絵のポイント

描きためていたラフや落書きを出発点としているので、それらを描く時に使用しているシャープペンシルでイラストを仕上げることにしました。最終的な作品の形は、シャープペンシルの黒で描かれたイラストが映えるよう、プラス1色のシンプルな構成とし、紙に描かれた落書きらしく、背景には古紙やノート、方眼紙などを敷きました。

・ラフ制作→下描き

まず描くモチーフですが、今回は、描きためていたラフや落書きを元に膨らませていきましたが、それ以外にも、テーマに沿った形で好きなキーワードを書き連ねて、その中から拾ったりくっつけたり、あとはネタ帳を読み返したりと、その時々のやり方でモチーフを決めていきます。
描くモチーフが決まったら、肩の力を抜いてざっくり(ここがけっこう大切です)とラフを描いていきます。何度かこのラフ作業を繰り返すうちに、描きたい形が定まってくるので、ここぞという所で下描きに移行していきます。ただ、最初に描いたラフが結局一番いいことも多々あります。
今回は色数を抑える分、スミベタの比率や柄のバランスを取りながら形を固めつつ、下描きを仕上げていきます。この段階で、本番に使いたい色が見えてくる場合が多いです(画像2)。


画像2:下描き。(クリックで拡大)


・本番制作

下描きをスキャニングし、原寸大にプリントアウトしたらトレース台に乗せ、スミの版と色ベタの版に分けて、シャープペンシルで描き上げていきます。この時「キレイに描き過ぎない、かといって荒くならない」ように、自分なりのバランスを取りながら描いていきます。
※余談:この辺りの作業で、自然と口笛を吹き出したりしたら上手くいっている証ですが、調子に乗り過ぎるとだいたい足下をすくわれるので、注意して進めていきます。

描き上がったイラストをスキャニングしてデータ化し、スミと色ベタ用2つの版を作ります(画像3、4)。色ベタ用の版は、一度Illustratorのデータにして着彩します。それをスミ版のPhotoshopデータにコピーして、Photoshop上で重ね合わせ、コントラストや色味の調整をし、テクスチャなどを合成したら完成です。


画像3:データ化したスミの版。(クリックで拡大)

画像4:データ化した色ベタの版。(クリックで拡大)


・使用ツール

シャープペンシル(0.3~0.7mm)、紙(コピー用紙など)、Illustrator、Photoshop。


次回はおぐらきょうこさんの予定です。
(2017年5月12日更新)

 

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