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Portfolio NOW!

このコラムでは、毎回1人のイラストレーターに旬のイラストを見せていただき、その作品作りのきっかけ、コンセプト、世界観、制作テクニックなどを語っていただきます。リレーコラムですので、掲載クリエイターには次の方にバトンを渡していただきます。

 

Illustrator FILE 129

かわばた あきこ

かわばた あきこ:2002年大阪芸術大学芸術学部デザイン学科ビジュアルデザインコース卒業。展示(略歴):2021年大雅堂個展「木々の話」開催、2022年ジェイアール名古屋タカシマヤ「かわばたあきこ色鉛筆作品展」(大雅堂)、阪神梅田本店かローカルチャー2「どうぶつたちの美術館」参加(14th.moon)、2023年岡山高島屋「かわばたあきこ色鉛筆画展」(大雅堂)、あべの近鉄百貨店「かわばたあきこ色鉛筆作品展」(大雅堂)、香林坊大和「かわばたあきこ色鉛筆作品展」(大雅堂)、2024年「はるのうた」喫茶店 個展「色鉛筆と。」開催、岡山高島屋「かわばたあきこ色鉛筆画展」(大雅堂)、2025年富山大和「かわばたあきこ色鉛筆作品展」(大雅堂)、KOBE ART NARUCHE 2025(大雅堂)、「はるのうた」喫茶店個展「おでかけの気分」開催。
http://iroiro-michiru.com/




 

●ハンカチのイラストとデザイン制作


▲完成したハンカチを額装。(クリックで拡大)

●使用ツール
鉛筆、色鉛筆、ケント紙、ボード。

●アイデア、構想、描くきっかけ

作品とグッズを販売していただいているお店があります。そちらの企画販売用のハンカチのデザイン制作です。


▲ハンカチのイメージ。(クリックで拡大)

●ラフスケッチ
私はラフなどは描かず、最初から本描きで進めていきます。描いては消して、バランスをとりながら鉛筆で描き進めます。その際、消しゴムの摩擦で画用紙だと毛羽立ってしまうためケント紙を使用しています。


▲最初から本描きで始める。(クリックで拡大)

●ワークフロー
(1)下絵ができたら、着色に入ります。
色鉛筆で着色をする前に、鉛筆で描いた下描きの縁を練り消しで軽くトントン叩きながら薄く消します(完全に消えないように注意)。そうすると色鉛筆の色が綺麗に発色します。


▲鉛筆の線を薄くしていく。(クリックで拡大)

(2)着色も、塗り進めながらバランスを取っていきます。私は色鉛筆のそのままの色が好きなので、混色せず、純色のまま使います。


▲色鉛筆で着色。(クリックで拡大)

▲混色はしない。(クリックで拡大)

(3)そのまま塗り進めて完成したら、ハンカチの販売と一緒に原画の展示もできるように額装します。

▲原画の完成。(クリックで拡大)

●絵のポイント
今回はハンカチのデザインだったので、折り畳んでも何かしら絵が見えるように、全体的に絵柄を入れました。

●使用した技法・テクニック
丁寧に、色鉛筆をムラなく塗り込むことを意識しています。



(2025年7月28日更新)

 

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