●「島の夕日の絵を描いてほしい」とのオーダーを受け制作
完成した作品。(クリックで拡大) |
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●使用ツール
鉛筆、Illustrator、Photoshop。
●ワークフロー
撮りためた写真から絵のヒントを考え(図01)、手描きでラフスケッチをしっくりくるまで描きます。構図や色のイメージも考えます(図02)。
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スキャン
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Illustrator、Photoshopで描き起こし、色や構図をさらに練ります(図03)。
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一度完成したらプリントして壁に貼ったり、額に収めて具合いをみます(画面上で見るのと実際に見るのとでは絵の見え方が違うので)。そのまま何日か時間を空け、あらためて見返して、気になるところはまた描き直します。そしてまたプリントして…を何度か繰り返します(図04)。
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完成したら業者へ印刷を発注。仕上がりがこちら(図05)。
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手作りの額へ収めて完成(図06)。
▲図01:写真から絵のヒントを探す。(クリックで拡大) |
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▲図02:手描きのラフスケッチ。(クリックで拡大) |
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▲図03:ラフをスキャンしてパソコン上で作業。(クリックで拡大) |
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▲図04:プリントして見直す。(クリックで拡大)
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▲図5:イラストを印刷して仕上がり。(クリックで拡大) |
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▲図06:額に収めて完成。(クリックで拡大)
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●絵のポイント
目にとまるような鮮やかな色彩と、広がりのある構図、見ていて引き込まれるような景色にしたいと思いました。
●使用した技法、テクニック
Illustrator、Photoshopの細かい技法はお伝えできませんが、テクスチャを入れたりして、デジタル画ながらも温かみのある風合いを出すように意識しています。印刷用紙は高画質印刷で風合いのある紙を選んでいます。額縁は木目を生かした手作りの木枠で、UVアクリル板とオーダーしたマットをセットしています。
次回はキド アスカさんの予定です。
(2023年4月3日更新)
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