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リレーコラム
女子フォトグラファーの眼差し

本ページは、女性フォトグラファーの皆様によるリレーフォトコラムです。カジュアルなプライベートスナップから作品まで、仕事とも一味違う、リラックスしたパーソナルショットを拝見できればと思います。カメラはiPhoneなどスマホもOKです!

 

第64回

あべれいこ

京都府宇治市在住。会議通訳者(英語)を務めながら、2016年京都造形芸術大学写真コースを卒業後、AXISフォトマルシェ4・JPADS展(AXISギャラリー/東京/2017年)や 、倉敷フォトミュラルf (倉敷アイビー学館/岡山/2017年)にて招待作家として作品を発表。在学中に写真集「The Garden of Radiance」(zine)を東京アートブックフェアなどで販売する。2018年4月、Kyotographie/KG+展で、京町家空間を活かした展覧会「Something in the Air」(堺町画廊)を開催、8月には「The Breath of Life」(ギャラリー・ソラリス/大阪)で個展を開催した。
http://radiance05.com/



 


▲写真1:暗室にて、畑の恵みと共にお昼(以下すべてiPhone 6sで撮影)。(クリックで拡大)
 
 

▲写真2:生ゴミ堆肥 ただ今発酵中(クリックで拡大)


▲写真3:食堂 山小屋のカウンター(クリックで拡大)
 


●生命エネルギーとともに

・会議通訳者と写真作家。

一見、違う活動のようですが、私の中では、この2つは融けあい、つながっています。例えば、シャッターを切る瞬間やタイミングは、同時通訳をする感覚と同じです。作品タイトルは、仕事で出逢った言葉だったり。最近では、写真集の翻訳も手掛けるようになりました。

そして日々大切にしているのは、植物との関わりです。「生命エネルギー」を庭や畑の植物達から感じながら暮らすことが、作品につながっています(写真1)。

・今年のテーマは、「再生と循環」。

今までは、目の前の慌ただしさに追われ、食べきれなかった野菜や果物たちを罪悪感とともに捨てていました。そんな時、地元の畑で有機農業を体験する機会を得て、「残渣(ざんさ)」を再生し、循環できることを学びました。

・足りなかったものは、確かな知識と米ぬかと勇気(!)でした。

土のう袋に、土と米ぬかと水を混ぜて発酵させ、その後、生ゴミを投入! 数日もすると、ふわふわした白い糸状菌とともに発酵します。ほんのり甘い森の香りがしたら、上手く発酵したサイン(写真2)。2、3日おきに生ゴミを入れて、2週間後(冬期の場合)にこれを土に還して、堆肥にします。

堆肥で再生した土に種を蒔けば、春には元気な花や野菜の芽が吹いてきます。その葉や実を「生命エネルギー」としていただけば、私たちの身体を巡り、循環していきます。ほんの小さなことだけど、大きな営みの一員になったようで、不思議な気がします。

地元宇治に、そんな生命力溢れる無農薬野菜を使った、玄米菜食ご飯の美味しいカフェがあります。京町家にある「食堂 山小屋」(写真3)。身体に優しいランチやケーキをいただくと、何だか元気になって来ます。

3月2日より24日まで、京都で展覧会「森庭(もりにわ)」を開催できることになりました。八ヶ岳南麓で撮影した植物たちが、「山小屋」を訪れるお客様をお迎えします。目からも口からも、植物達の生命力を感じていただけたらいいなぁと思います。

春の日の京へお出かけする際は、「食堂 山小屋」の「森庭」まで足をお運びください。
 


次回は渡邉真弓さんです。
(2019年2月14日更新)



●連載「女子フォトグラファーの眼差し」のバックナンバー
第33回~
第1回~第32回

 

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