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リレーコラム
女子フォトグラファーの眼差し

本ページは、女性フォトグラファーの皆様によるリレーフォトコラムです。カジュアルなプライベートスナップから作品まで、仕事とも一味違う、リラックスしたパーソナルショットを拝見できればと思います。カメラはiPhoneなどスマホもOKです!

 

第52回

鵜川真由子

大阪府出身。関西外国語大学中退。ビジュアルアーツ大阪卒業。株式会社松濤スタジオを退社後、アシスタントを経て独立。ポートレイトを中心に広告、雑誌等の分野で活動中。自身の作家活動以外にもアパレルメーカーとのコラボ展の企画やテレビ出演、セミナーなど、写真を通じて幅広く表現活動を行っている。2017年「Rhapsody in Blue」キヤノンギャラリー(銀座、梅田、名古屋)など個展も多数。

https://www.m-ukawa.com/

 


▲早起きのご褒美!? ナポリの港から見た朝日。日曜日は出入りする舟も少なく静か。ここで取れた海の幸は絶品でした。もちろんピザも美味しかった
 


▲アマルフィ海岸。レトロで可愛いイタリア車。美しい朝日の中で
 


▲迷い込んだ路地の向こうに何があるのかワクワクする
 


▲車窓から。美しい景色を眺めていると長い移動も楽しい
 


▲ナポリの街角いたるところに立ち話をしている人たちがいる(本当の話)
 

Another Sky

旅をしながら写真を撮るのが好きだ。朝はあまり得意ではない私も、海外に行くと必ず早起きをする。ぷらぷら散歩しながら写真を撮っている。少しの空き時間も無駄にしたくなくて、仕事の合間もずっと歩き回っている。「朝早く起きて写真を撮っていた」と言うとだいたい、1日中仕事で撮ってるのにねって、少し笑われる。こんな他愛もないやりとりをしながら、現地に住む友人やコーディネーターさんの話を聞くのも楽しい。

例えばイタリアで。大人も子供も、ランチはママの手料理を食べに家に帰るんだよ、とか。ナポリには狭い道が多いからルパン三世が乗ってるような小さな車が多くて、しかもバンパーをぶつけながら駐車するんだよ、とか。イタリア人は広場が好きで、何をするでもなく広場に集まってしゃべってるんだよ、とか(これは後日イタリア人の友人に本当かと尋ねたら、当たり前じゃん!と言われた)。こうやってその場所を少しずつ知りながら、好きになっていく。そしたら写真を撮るのがもっと楽しくなる。

学生の時からほぼ毎日カバンにカメラを忍ばせているけれど、その時に取り組んでいることによって持ち歩く物が変わる。最近はミラーレスが多い。小さくて人に威圧感を与えないので旅のスナップを撮るにはちょうどいい。なんて書いていたら、また旅をしたくなってしまった。


次回は野村恵子さんです。
(2018年2月16日更新)



●連載「女子フォトグラファーの眼差し」のバックナンバー

 

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