▲「20171115」
以下すべてiPhone 5sで撮影 |
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▲「20171116」
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▲「20171117」 |
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▲「20171118」 |
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▲「20171120」 |
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●「ベルリンの大きなキャンパス」
11月13日~27日の2週間、初めてベルリンに滞在した。目的は写真展開催。搬入~在廊~搬出を自らが行うため、毎日ギャラリーへ通っていた。
搬入2日目の朝、荷物を抱えてギャラリーへ向かって歩いていると、リフトに乗った人が2人で絵を描いている。大きな黒板にチョークで描いている様に見え、そのすれたタッチが好きだった。リフトも大きなおもちゃみたいで面白い。
次の日の朝同じ道を通ると、昨日は下描き状態だったのに、かなり作業が進んでいて驚いた。リフトから降りないと全体が確認できない状況で、描き続けるのは難しいだろうなぁと興味津々な私。どんな風に仕上がるか、滞在中見守ることに決めた。
11月のベルリンは16時過ぎには真っ暗になってしまう。それは来てみて認識したことだった。
雨が降っても傘をさす人が少ない。前は晴れていても、振り向くと厚い雲が広がっている。私も傘をささずにコートのフードを被っていた。
ビールにソーセージや平べったいカツレツ。ケバブも美味しいと聞いて近所のお店に食べに行った。
別れ際の挨拶”Tschüss” (チュース=さようなら)を恥ずかしがらずにお客さんに言えるようになっていた。
少しずつ街に慣れていくのと同じく、だんだんその絵はメガネメーカーの広告だと分かり、想像していたよりリアルな表情の女性が現れた。
ベルリンに到着してちょうど1週間が経った頃だった。
次回はサトウヒトミさんです。
(2017年12月20日更新)
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