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リレーコラム
女子フォトグラファーの眼差し

本ページは、女性フォトグラファーの皆様によるリレーフォトコラムです。カジュアルなプライベートスナップから作品まで、仕事とも一味違う、リラックスしたパーソナルショットを拝見できればと思います。カメラはiPhoneなどスマホもOKです!

 

第47回

橋本とし子

埼玉県在住。大学卒業後、プロラボ、新聞社勤務後、フリー。雑誌、個展、スライドショーなどで写真を発表している。ギャラリー・ニエプスにメンバーとして参加。1998年「愛すべきものたち」栃木 オランダ館、2005年「ニャーとシャー」根津 nomado 谷中 nido、2007年「フシーチコナイ・フバヴォ」スライドショー 結城 la famile 宇都宮 タフドア 谷中 nido、2008年「18R Sound X Visual」参加 拝島劇場、2009年「LOVE CAT」展参加 浅草 PIPPO、2015年「フォトマルシェVol.2」参加 六本木 AXISギャラリー、2016年「フォトマルシェVol.3」参加 六本木 AXISギャラリー、2017年「キチムは夜に飛ぶ」東京 四谷三丁目 ギャラリー・ニエプス。
http://book-photo.jp/photo/hashimoto-toshiko/

 


▲「鳩」 家族で行った骨董市の帰り。Leica M Monochromに100年前の顕微鏡用レンズを付けてで撮影
 


▲「nail」 カチューシャに付いていたキラキラを剥がし、リサイクルする娘。OLYMPUS PEN E-P3で撮影
 


▲「儀式」 何を祈祷しているんでしょうか。Nikon D700で撮影
 

キチムは夜に飛ぶ

16歳の時に父から古い二眼レフを譲り受けて以来、ずっと身の回りや旅先の光景を撮っている。一人暮らしが長かったせいか、ずっと一人でいるような気がしていたが、夫と出会って暮らすうちに、だんだんと家族が増えていった。大きな男一人。猫一匹。女の子。しばらくたって、また女の子…と。

子育てが始まって10年。家族と過ごしながら目の前に飛び込んで来ては消えて行く光景。子どもたちの後を追いつつ、カメラに収めた。子どもは私の心の動きよりももっと速いスピードで成長して行く。毎日瞬く間に1日が終わり、次から次へと新しい出来事が積み重なる。生命の輝きがいとおしく、親バカでバカ親の極みだった。1日として同じ日はないはずだったが、小さい子どもを育てていると、できること、行ける場所に制限はあり、子を持つ多くの母親が感じるであろうさまざまな葛藤や思いを、例外なく私も味わっていた。

そんなある時娘が、「キチム、キチム、キチムは よるに とぶ」と口ずさんだ。

夢と現実が交錯する2歳。耳慣れない響き。まるで呪文のようだ。「キチム」は「吉夢」。縁起の良い夢、幸先の良い夢、という意味があると後で知った。突然口にしたこの言葉を当時の娘が知る由も無く、これからの幸せな未来のお告げのように、背中を押された気持ちになった。

そうした日々のイメージの堆積からいくつかを拾い出し、今年6月に久しぶりに「キチムは夜に飛ぶ」という写真展を開催した。現在、それを写真集としてまとめることを企画している。


次回は福添智子さんです。
(2017年9月19日更新)



●連載「女子フォトグラファーの眼差し」のバックナンバー

 

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