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JCリーダーズコンテスト2020

第3回「街」と「花」の写真コンテスト
受賞作品の発表です!


JCリーダーズコンテスト応募要項ページはこちら
作品掲載ページはこちら


大賞・・・賞金10万円

今回は該当作品なし

テーマ賞・・・賞金2万円×4名様

City作品10:原 隆紀 様
(長野県)会社員・フォトグラファー 男性


City作品20:パメラ 様
(東京都)29歳 会社員 女性


Flowers作品21:井口絵理香 様
(大分県)36歳 パート(事務) 女性

Flowers作品22:NoName 様
(神奈川県)40歳 アルバイト(レタッチャー) 男性



協賛企業賞

●ワコム賞・・・Wacom Intuos Pro Medium「PTH-660/K0」
City作品8:Chegetaro 様
(東京)22歳 学生 男性



●銀一賞・・・シンクタンクフォトのカメラバッグ「ヴィジョン13」
City作品13:鍵谷万里江 様
(東京都)34歳 会社員 女性


※JCリーダーズコンテスト協賛企業賞の賞品はこちら

審査方法

本コンテストは「次世代フォトグラファーにとっての最初のステップ」をコンセプトに、「独自性」「可能性」に重点を置いて審査をしています。審査員のお2人には、各作品に10点満点(0.5ポイント刻み)で採点していただき、お2人の合計点数の高い順に受賞作品といたしました。 また協賛企業賞は、すべての作品から各企業の審査基準に基づいて選定いたしました。

総評

飯田かずな氏

たくさんの素晴らしい作品をご応募くださり、ありがとうございました。今回の受賞ポイント、今後に期待するポイントなどを記したいと思います。

●City編
「City」は身近な題材ですが、単なる「風景写真」にもなりかねない、とても難易度の高い題材です。Cityの「何」をテーマに撮りたいのか、「何」を見せたいか、伝えたいか。インパクトがあって、気持ちが揺さぶられる作品を高く評価させていただきました。

街のテーマ賞に輝きました「作品10:原隆紀さん」の作品は、インパクトだけでなく、計算された構図の美しさもあり、組写真としても文句なし。喧騒、哀愁、混沌。大都市の呼吸を感じます。また、同賞の「作品20:パメラさん」の作品も、HDR加工をうまく取り入れ、喧騒とうねりが見事に表現されている。若さと勢いを大いに感じる作品です。

1次選考を通過された中では「作品04:葛江良成さん」の1枚目の作品、好きです。朝の冷たい空気と街の音が伝わってくる。見ていると、幼い頃感じた心許ない気持ちが、ふんわり蘇るようです。2枚目が入ると、組写真としては弱いのが惜しいです。
「作品05:かかおさん」の2枚目の作品。おじいさんが何を興味深げに読み込んでいらっしゃるのか、とても気になる(笑)。なんて微笑ましい写真。3枚目もいい写真だが、組写真としては不要だった。
「作品11:小林世弥さん」の作品、レンズを広角にしたら新しい可能性が見えてきそう。
「作品16:きぃさん」の作品。構図、色味、テーマが一貫していて、組写真として安心して受け取れる作品。淡々としたマニアックな視点に興味を引かれました。
「作品17:マゼランペンギンさん」もっともっと枚数が見たくなる作品。今日的なCityが鋭く表現された作品だと思います。今後の作品も期待しています。
「作品18:Himikoさん」まだ雑然としているがテーマ性があり面白い。3枚目が自転車だけでなく、お巡りさんが乗っている姿だとよかった。
「作品19:中安由二さん」雨上がりの街。静かな写真なのにしみじみと暖かく、どこか懐かしさも感じます。造形的な視点に、作者の美意識を感じました。

●Flowers編
一方「花」はとてもフォトジェニックな存在だけに、独自性を出すのがとても難しい被写体。マクロで花に寄った写真や、お花畑の風景写真など、どうしても似通ってしまう写真が多い中、違う視点のもの、世界観を構築しているものを高く評価させていただきました。

花のテーマ賞に輝きました「22_NoNameさん」の作品は、花の咲き誇る姿ではなく、咲く前、散り際、朽ち果てた姿に視点をおき、その花々のキメや皺、質感の表現がとても生っぽく、けれど美しく、まるで人間の姿を撮影しているようです。同賞の「作品21:井口絵理香さん」の作品は、お子さん(でしょうか? 可愛らしい)をエッセンスとして上手に画角に取り込んでいて、絵画のような趣きがあります。

1次選考を通過された中では、「作品08:KAZU.YSZWさん」の組写真、テイストがバラバラなので単写真での応募が良かったのでは。3枚目の空抜けの写真は、草花の力強さが表現されていて、他にない視点で目を引きました。
「作品24:パメラさん」花と鳥は、記録写真にもなりうる題材だが、シルキーなシャーベットカラーで独特のファンタジックな世界観を作っていて、春らしく、とても心和む組写真。なお、パメラさんはCityで街賞に輝いた方。あまりにも真逆な作風に驚きました。これだけの手法をお持ちであれば、商業写真家として何でも撮影できそうですね。


回里純子氏

大変な時期に当たってしまった今年のコンテストでしたが、多くのご応募がありとても嬉しく、やりがいがありました。ありがとうございました。

花と街という普遍的なテーマで、それだけに解釈が人それぞれで、作品を評価するという基準が大変難しく、悩みました。特に、街の方は、シティそのものから、そこに住む人や暮らしまで、また古き良きものから、現代、未来を感じさせるものまで、時間軸にも幅があり、大変面白かったです。

今回は惜しくも大賞該当なしという結果になりましたが、皆さんのそれぞれの世界観を表していて、甲乙つけがたい作品も多かったです。技術面もさることながら、独自の解釈という点も重視させていただきました。花賞と街賞、それぞれに受賞された方、またその他に気になった方、私見ですが、コメントさせていただきます。

●City編
「作品10:原隆紀さん」今の東京? 構成力も表現力もコンセプトとあっていて、作品として見応えがあります。その先にあるものを感じられるともっといいなと思いました。
「作品20:パメラさん」いわゆる写真というより、写真を使った表現の一つといった方がいいですね。動画全盛の中、1枚写真のインパクトを思い出させてくれる作品。色を絞って使っているのもいいです。

「作品6:Yamamoto mizukiさん」物売りの子が何を考えて佇むのか? 2人の女性達の会話は? など、日常のちょっとした1コマが想像力を掻き立てられる良い作品。
「作品17:マゼランペンギンさん」ある人たちにとっては日常のことが、他者から見れば非日常。流れていく時間の中で見過ごしがちで、冷静に考えたら危機感を持つようなことを、ユーモラスな目線で捉えていて面白いです。
「作品21:Hisaya TANABEさん」3枚のバランスがなんとも言えず、良いです。街のタイトルながら人感だけで表す発想も面白いし、しっかりとした技術を感じました。

●Flowers編
「作品22:NoNameさん」何か花というより生命体という感覚を感じました。違った視点で面白かったです。
「作品21:井口絵理香さん」花と女の子で、その世界観を表したことはとても良かったです。3枚の写真が女の子という共通点はあるのですが、3枚ともタイプの違うニュアンスを感じました。どれか1つをさらに追求する見せ方も良いかなと思いました。
「作品13:大沢 愛さん」画家の方ということで、2次元と3次元の面白さを感じます。光の使い方などで、もうひと味違う要素をプラスできるともっと昇華できるのではないでしょうか? 
「作品17:rosaさん」野生の花は難しいと思います。正統派ながら、光と色のトーンが絶妙です。
「作品19:藤本祐菜さん」色と形とトーンの選び方が、個性的で良いと思います。狙いなのか、結果オーライなのか(笑)。接写の時のピント位置が少し気になりましたが。

森屋義男(Japan Creators編集長)

本年も、作品をお寄せいただきました応募者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。そして今年より審査をお願いしています飯田かずなさん、回里純子さんには、真摯な審査と総評をいただき、ありがとうございました。

今回、残念ながら突出した1枚、大賞を選ぶことはできませんでしたが、応募作品の平均点は上がってきていることを感じました。

写真を見る側は、ある意味残酷に写真の良し悪しを決めてしまいます。一般の人は撮影のプロセスやテクニックを知ることなく、一瞬でYES、NOのジャッジを行います。その基準は人それぞれかもしれませんが「この写真は何かを発信しているかどうか」は欠かせない要素なのではないでしょうか。作品からフォトグラファーの脳内や心を感じることができるかどうか…それは写真に限らず、絵や音楽、デザインすべての表現に言えることかもしれませんが。

そういった意味で、特にFlowers編の写真には作家の皆さんの優しさが伝わってきました。一方City編は、傍観なのか批判なのか、少し引いた目線を感じました。喜怒哀楽、あるいはLOVE、HATE…写真を通してフォトグラファーのメッセージを受け取り、気持ちを共有できること。そういう意味で応募作品の平均点が上がっていると感じた次第です。

以下、毎年同じことを言いますが、本コンテストは「次世代フォトグラファーにとっての最初のステップ」です。このステージから、今までにない作品を撮る写真家を世に送りたい。「街」と「花」はファーストステップとしては撮りやすく、また永遠のテーマだと思いますので、これからも続けていきます(テーマを追加していく可能性はあります)。

そして受賞者の皆様でプロを目指される方は、ぜひ今回の受賞を活用してください。この賞をきっかけに、プロの現場にアプローチしたり、歴史的権威のある賞に応募したり…自信を持って、前向きに歩んでいただければと思います。

なお、本コンテストは毎年秋に告知をしているので、花の写真はできれば季節を問わず撮り続けていただければと思います。

来年も皆様の力作をお待ちしています!

(2020年5月1日更新)


※注意事項
・応募作品はオリジナルで国内外未発表のものに限ります。他のコンテスト/コンペとの二重応募の場合、断りなくエントリーを取り消しますので予めご了承願います。
・本コンテストのすべての応募作品の著作権、特許、実用新案、意匠、商標などの権利は、応募者に帰属します。 入賞作品に対してその発表に関する権利は主催者が保有するものとします。


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