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神が潜むデザイン


第24回:God is a designer/羽良多平吉


「神は細部に宿る」と言いますが、本コラムでは、デザイナーがこれまでに「神」を感じた作品を紹介していただくとともに、ご自身のこだわりを語っていただきます。リレーコラムですので、執筆者には次の方にバトンを渡していただきます。



Designer FILE 24

羽良多平吉(はらた へいきち):「編集する『おえかきデザイン』」を実践・提唱する美術家、書容設計家、エディトリアル・デザイナー。1970年、東京藝術大学美術学部工芸家ヴィジュアル・デザイン専攻科卒業。1985年度より2013年度まで、女子美術短期大学造形学科デザインコース情報メディア系研究室専攻科講師。1979~1980年を通し、Yellow Magic Orchestraのアルバム・ジャケットや、ツアー・パンフレットなどのアート・ディレクションを担当。1987年、「第22回竹尾ペーパー・ショウ」ポスターで通産大臣賞・生産局長賞受賞。1991年、稲垣足穂『一千一秒物語』(透土社、1990年)で講談社出版文化賞・ブックデザイン賞、など受賞。

●God is a designer


「OMIKUJI」。(クリックで拡大)
 

美しき日本の「里山」-Terra, Aurelian- の風景と、
最後の侍と呼ばれた人々の「名誉」-Honor- の物語、
映画「The LAST SAMURAI」の冒頭は
その里山の景観とともに、
次の様なモノローグから始まる。

「、、、、、日本は、剣 -Tsurugi, Katana- によって造られたと云われます。
いにしえの神々が剣を海に浸し、
引き上げたとき四つの雫が滴り落ち、
その雫が日本列島に成ったのだとか、、、、、」


「御神籤」。(クリックで拡大)
 

「創造主」の依代としての「刀剣」については、
愛好家ならずとも、その美しさを賞賛するところだが、
実は「神が潜むデザイン」とは「神こそが設計主」-God is a Designer- という事でもあった。


「tenGOkuDrive」。(クリックで拡大)
 

「地水火風空」の五大、「光」、「音」、「色彩」、
「対応・対立する概念」、「時間と空間」、
「詩と科学」、、、。

未知の幾つもの命題について、書容設計
-Editorial Design- を志した20代半ば頃より、
祈るように夢想し、シュプレヒコールよろしく呟く、自分が居た。

~記憶~

シューっと云うような叱声や甚だ硬調な口笛
小さな孔から空気の噴出する針のような音
オーロラ星からの電磁話
隙間から強風の吹き込む玄冬の声
夜汽車の遠い鉄路の便りと行軍する軍隊の靴音
電柱へ耳を寄せては聴く少年たちの独り言
恋人たちの脈拍の輝きとパイプオルガンが夢見る
Hot Classic -移似史經- な調べ
夏の日の蝉時雨と海岸に寄せては帰す
砂礫と貝殻たちの燥ぐ声
光の温度と遙かな羊水の子守唄

さまざまな音が寄り添い隔たりあって
七色の音のシネマの映り始める頃、
想い出という影が行き着く辺りから
幾つもの幻聴にも似た~記憶~の囁きが、
私の掌に零れ落ちて狂う

 ーーー「虹色科学」ー幼年期の終わりにー

~気配~

「鶯張り」の不思議
「泣龍」の謎
「一千一秒物語」の景観
「伊都」の恭しき賑い

~字音~

五音、
七音、
八音、
玉音、
観世音、
金玉爾音、
空谷足音、
鹿死不擇音、、、

禮詞 -salutation- を唱える、大天使の聲音

~予兆~

色彩に少しも煌めきが無くなれば、
眼は耳を見に行くだろう

 ✻

1979年
Yellow Magic Orchestra ~彩りの魔法~ との邂逅

、、、ふ 、ふ 、ふ 、、、、、、、永らくお待たせしました。

世紀末の微風にふうわり誘われて、クール・グレーの岩肌に
音も無く降り積もる白い結晶の悉くに、
蛍光オレンジのキッス・マークが、第七感界行きの封印宜しく付されていた、、、
と、師走の休暇にザイルを担いで旅に出たままの友達からの便りにありました。
~彩りの魔法~ Yellow Magic の発現を待ちきれずに、
再び旅に出てしまわれた紳士淑女の諸君、
其の後、如何お過ごしですか?!
窓硝子の隅に模型の様な虹をつくる、初春の光線が、
机の前で頬杖をついた諸君の眼差しを過ぎる、
その一瞬、、、、

そよぎ寄るポップ・テクノマジックな調べに乗って、
”世界”の情緒が、彩りの魔法にエスコートされて歩み始めるのですヨ。
何時の日にか見た夢の仙人が語った様に、
東方の科学する”心”の華々は内と外に対って、今、
その花弁をルナティックに開きつつあるのですね、、、

そういえば、正月の異国の友ダチからの便りには、
PiNK色の消印が捺してありました、。

 愈 々 で す ネ !

 ✻

やがて、1980年。
” 彩 り の 魔 法 ” は、
” H E A V E N ” へと転調しつつ、、、、

――言葉の世界の海原に出帆した黄金色の小舟は、
希みの空中楼閣へと近づきつつ、、、、、

 ✻

ZPpppp…p……pWWWW…W…W……wwwww

コチラ・
チュウケイ・ステイション
タダイマ・
ジュシンキニ・
イジョウハッセイ・
イジョウハッセイ・
イジョ・イジョ・イジョ・ジョ・ジョ・・・・

 ✻

次なる存在
次なる気配
次なる方法
次なる重力
次なる音楽
次なる視界
次なる空中
楼閣・的・
天・眼・通
Visionary
Vision
&
beyond

 ✻

コチラ・
チュウケイ・ステイション

デンシテキ・
最長不到距離ヘノ・
カイニュウヲ・
モトメマス・・・・・・

 ✻

from 2022,

to The Lightyear.


2022、令和四年 元旦

 明
 け
 の
 春

 不
 二
 に
 よ
 り
 そ
 ふ

 2
 の
 自
 乗 


 狂
 仄

 ✻

We are Not Alone !

but anyway leave me alone, please.

 


次回は華雪さんの予定です。
(2022年10月19日更新)

 

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