●博物館で野外シネマの告知デザイン
東京国立博物館での野外シネマイベントのチラシやポスターなどのデザイン一式を担当しました。
東京国立博物館に行ったことがないという方に向けて、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わっていただこうと始まったイベントで、2014年から毎年上映作品を変えながら続いています。
毎年たくさんの方にご来場いただきチラシなどを手にとっていただけるのでとてもやりがいのある仕事です。2018年の上映作品は細田守監督「サマーウォーズ」です。
完成した告知ビジュアル。(クリックで拡大) |
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昨年の会場の様子。(クリックで拡大)
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・デザインの方向性
ターゲットは博物館に行ったことのない学生や、普段行く機会のない方なので「上映作品」と「博物館での開催」を分かりやすく一目で分かる表現を目指しています。ありがたいことにデザインも定着してきているので、方向性はそのままに今年の上映作品に合わせて調整することになりました。
今までのビジュアル。(クリックで拡大) |
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・イラスト
イラストは広島在住の素描家しゅんしゅんさんにお願いしています。レイアウトや最低限必要な要素などは伝え、あとは細かい指示は出さずなるべく自由に描いていただいています。ラフの完成後、細かい要素の調整をしていただきます。
清書していただいたイラスト。(クリックで拡大) |
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・ロゴ
毎年少しずつ微調整しているロゴ。今年は格調高い博物館の歴史のニュアンスも込めて「Copperplate Gothic」のエレメントで日本語のロゴを構成して制作しました。
Copperplate Gothic。(クリックで拡大) |
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完成したロゴ。(クリックで拡大)
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・グッズやその他のツール
A4のチラシの他にDM、B1とB2のポスター、当日スタッフが着るTシャツやスクリーンに映るビジュアルも毎年デザインさせていただいています。
秋の野外、数千人で一緒にスクリーンで観る映画は本当に気持ちよく個人的にも毎年楽しみなイベントなので、毎年携わらせていただき光栄です。
完成したDM。(クリックで拡大) |
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次回は三浦佑介さんの予定です。 (2018年8月28日更新)
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