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Portfolio NOW!

このコラムでは、毎回1人のデザイナーに旬のデザインを見せていただき、その作品作りのきっかけ、コンセプト、世界観、制作テクニックなどを語っていただきます。リレーコラムですので、掲載クリエイターには次の方にバトンを渡していただきます。

 

Designer FILE 29

山田隼人

1984年石川県金沢市生まれ。金沢市内のデザイン事務所に10年勤務後、2014年Hikidashiを設立。2016年、表参道のmidoriso.2に活動の拠点を移す。NIPPONの47人2015 GRAPHIC DESIGN石川県代表ほか。
http://www.hiki-dashi.jp/

●日本のわびさびを感じるロゴデザイン

特注家具を主体とした空間プロデュースカンパニーLANDのロゴデザイン

「LANDのロゴをデザインしてほしい」依頼してくれたのは、同じみどり荘に席を構えるLAND代表の岩下さん。普段ランチや、呑みに行ったりしている仲でしたが、自分の仕事っぷりを見て、大事な自社のロゴデザインをお願いされた時は、大きな驚きと嬉しさを覚えたことは今でも鮮明に覚えています。

わびさびって何だろう

オーダーは至ってシンプル「ほどよく日本のわびさびを感じるロゴ」。言葉で見ると簡単に思えるのですが、これをカタチにするのはかなりの難問で多くの時間を費やしました。日本らしさって何だろう、わびさびって何だろう。 たとえば日の丸をモチーフにすれば当然日本らしさは出るのですが、それは「THE日本」であり、今回表現したい上質で洗練された日本の「わびさび」とは大きく異なってきます。日本の美しさを紐解く中で、日本の「文化」が美しいのだと気づきました。そしてその1つ「日本語」に着目しました。

日本語は知的で上質で美しい

日本語は表現もカタチも美しく、それらを構成する偏や旁や冠自体も美しい。さらにはそれらの基盤となるトメ、ハネ、ハライそのものが美しい。これらの組み合わせ次第で無限の表現と可能性を見出している。ここにLANDさんのコンセプトと重なる部分を感じました。LANDさんが創り出す空間は美しく、そこに存在する家具1つひとつが美しい。さらに家具をよく見て見るとネジ1本にも徹底的にこだわっている。ここを深掘りした先に答えがある気がして、まず日本語の分解をはじめました。


写真1:日本語の分解。(クリックで拡大)

和文で欧文を組む

ヒアリングする中で何度も出てくるキーワードがありました。そこに本質が潜んでいると確信し、それらのパーツを分解し再構築して「LAND」を構成するプランを考案しました。和文で欧文を組むという不思議で新しい取り組みは、想像以上に大変で何度もトライアンドエラーを繰り返しましたが、多くの時間を費やした甲斐あって、LANDさんらしいオンリーワンなロゴタイプが生まれました。


写真2:キーワードの選出。(クリックで拡大)

写真3:完成したロゴタイプ。(クリックで拡大)


空間をワンランク上げる「L」のシンボル

LANDさんはそこに存在する空間を、より上質な空間へと導きます。目に見えるカタチとして表現すると、四角形の空間を切り取り、立体的に少し上に押し上げる感覚。その際、影となる部分がLANDの頭文字である「L」に見えることに気付きました。シンプルで強いマークができました。


写真4:マークの考え方(写真提供:LAND「ENERGIZE-GROUP PROJECT」)。(クリックで拡大)

写真5:完成したシンボルマーク。(クリックで拡大)

紙は細部に宿る

代表の岩下将人さん自身が設計図を描く方で、さらに紙なども詳くて。名刺の文字組なども細部まで徹底的にこだわりぬき、おかげでとても良い仕上がりになりました。



写真6:名刺。(クリックで拡大)

写真7:箔押し+活版印刷。(クリックで拡大)


写真8:NEW YEARS CARD。(クリックで拡大)

写真9:Web SITE。(クリックで拡大))



次回は大西真平さんの予定です。
(2017年5月15日更新)

 

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