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◀背面上部右側のLRの2つのコントロールダイヤルとコントロールホイールで設定から微調整まで直感的にスピーディーにコントロールできる。
約235万ドットの高解像度、高コントラストのXGA有機ELファインダーを装備している。視野率100%で見やすく、ピントも合わせやすい。
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●印象
NEX-7はよくできている。まずホールド感がよく、手にしっくりと収まる。ボディは他のNEXより一回り大きいのだが、これぐらいがバランスが良い。また、最初は戸惑ったが、2つのコントロールダイヤルは慣れると使いやすい。そして何よりシャッターのフィーリングが良い。デジタルカメラは、シャッターが常に1テンポ遅いが、NEX-7のシャッターの切れ方は遅さを感じない。デザインは好き嫌いがあると思うが、しっかりと作られた良いカメラに感じられた。
●画質
今回はホットシューアダプターのFA-HS1AMを使用してストロボ撮影した。ソニーのカメラはホッシューが独自のため、アダプターを使用しないと汎用のアクセサリーが使えない。
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◀・1/125
・f4.5
・ISO100
・4800K(WB)/4840K(カラーメーター値)
・35mm(35mm換算52mm)
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◀2,430万画素の解像度は細かな字まで良く描写している。f4.5~f11ぐらいまでが良く、F16から崩れ始めてしまう。
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◀f5.6の時の中心部と周辺。周辺部はあまい描写だが、F8~11ぐらいで解消する。しかしf16よりボケて崩れていく。
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次にぬいぐるみでテスト。2430万画素のセンサーで細部まで良く描写されている。
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◀・1/125
・f11
・ISO100
・5000K(WB)/5000K(カラーメーター値)
・55mm(35mm換算82mm)
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WB(ホワイトバランス)は500K〜9900Kまで指定ができる。
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◀・1/125
・f11
・ISO100
・AWB/5000K(カラーメーター値)
・ 55mm(35mm換算82mm)
(クリックで拡大)
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AWBのバランスは良さそうだ。
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◀・1/125
・f11
・ISO100
・太陽光(WB)/5000K(カラーメーター値)
・55mm(35mm換算82mm)
(クリックで拡大)
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◀・1/125
・f11
・ISO100
・カスタム(WB)/5000K(カラーメーター値)
・55mm(35mm換算82mm)
(クリックで拡大)
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白紙を使用してのカスタムWB。この場合、設定したWBのケルビンとCCが表示される。今回は5100KG1と設定された。
ISO感度による画像変化
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◀・f11.0
・カスタムWB
・55mm (35mm換算82mm)
・ISO100~16000まで撮影
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◀このテストを見る限りではISO3200までぐらいは十分使えそうである。
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◀・f11
・日陰
・28mm(35mm換算42mm)
・ISO100~16000まで撮影
(クリックで拡大)
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◀暗い場所ではISO800ぐらいまででISO1600ぐらいから画像が崩れだす。
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スタジオでの作例
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◀・1/125
・f11
・ISO100
・AWB
・54mm(35mm換算81mm)
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スタジオでの撮影。高画質の単焦点レンズと組み合わせて使用してみたい。
●作例
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◀・1/320
・f11
・ISO200
・AWB
・55mm(35mm換算82mm)
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2,430万画素センサーは、工場のより細かいところまで良く描写している。
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◀・1/200
・f5.6
・ISO100
・AWB
・55mm(35mm換算82mm)
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ボケは素直で綺麗な印象を受ける。猫のヒゲや毛の描写は良く表現されている。
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◀・1/640
・f8.0
・ISO400
・AWB
・29mm (35mm換算43mm)
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カメラメニュー内にレンズの補正があり、「入」にすると歪みなどを良好に補正してくれる。RAWデータには反映されない。
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◀・1/20
・f5.6
・ISO800
・AWB
・18mm (35mm換算27mm)
(クリックで拡大)
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背面のチルトモニターはローアングル撮影時には便利だが、横位置にしか使えない。写真はいつも横位置ばかりではないので縦位置でも使用できるようにしてもらいたい。
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◀・1/15
・f5.0
・ISO800
・AWB
・30mm (35mm換算45mm)
(クリックで拡大)
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スタンダード、ビビット、白黒など、13種類のクリエイティブスタイルがある。この写真はディープを使用。コントラストが強くなり、彩度も上がって、シャープも強くなっている。
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◀・1/13
・f5.6
・ISO400
・AWB
・55mm (35mm換算82mm)
(クリックで拡大)
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手ぶれ補正の効果もしっかり効いている。
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◀・1/640
・f5.0
・ISO100
・AWB
・35mm (35mm換算52mm)
(クリックで拡大)
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オートHDR機能を使用。1回のレリーズで露出の異なる3枚を連続撮影してカメラ内で自動合成する。暗部の階調をしっかりと残っている。この場合撮影はJPEGのみになる。かなり速く3枚シャッターが切れるので、明るい場所では手持ちでも十分に撮影できる。
HDRの効果の違い
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◀・1/500
・f5.0
・ISO100
・AWB
・22mm (35mm換算33mm)
(クリックで拡大)
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コントラストが高いシーンなどでは有効に利用できそうである。
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◀・1/320
・f5.0
・ISO100
・AWB
・19mm (35mm換算28mm)
(クリックで拡大)
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ピクチャーエフェクト機能の絵画調HDR。こちらも1回のレリーズで3枚撮影され、自動合成される。
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◀・1/40
・f5.0
・ISO100
・AWB
・24mm (35mm換算36mm)
(クリックで拡大)
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こちらは絵画調HDRで撮影されたJPEGをPhotoshopのトーンカーブ処理を少しだけ加えた。撮ったままでもいいのだが、多少手を加えることで印象はより強くなる。
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◀・16sec.
・f8.0
・ISO100
・日陰
・18mm (35mm換算27mm)
(クリックで拡大)
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長時間露光による夜景の撮影。長時間ノイズリダクションが効いていて、ノイズが感じられない描写になっている。
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◀・1/1000
・f8.0
・ISO800
・AWB
・18mm (35mm換算27mm)
(クリックで拡大)
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NEX-7のRAWデータはAdobe、DxOなどの最新アプリケーションで対応している。レンズの補正データも組み込まれているので歪みなどを自動で修正してくれる。こちらはAdobe PhotoshopのCamera Raw(ver.6.6.0.261)で現像。
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◀・1/640
・f11
・ISO200
・日陰
・52mm (35mm換算78mm)
(クリックで拡大)
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こちらはDxO Optics Pro7.2.1にて現像。FilmPack3のクロス処理を使用している。
●動画
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◀ Quick Timeムービー(約45Mバイト)。再生にはハイスペックなPC推奨。
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◀ Quick Timeムービー(約45Mバイト)。再生にはハイスペックなPC推奨。
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NEX-7はAVCHD Ver.2.0とMP4の2ファイル形式に対応。今回はWebで紹介しやすいようにMP4で撮影。滑らかで美しい描写はさすがソニー。AVCHDは1920x1080、60Pフルハイビジョンに対応。
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