・PhaseOne シュナイダー全レンズレビュー

・第5回 PhotoShop CS6 Extendedの新機能
・第4回 SONY NEX-7をテストする

・第3回 フィルムをシミュレーションする「DxO FilmPack3」
・第2回 富士フイルム「X10」
・第1回 ミラーレス一眼「ニコン1 V1」

・PHASE ONEを次のステージに牽引する
シュナイダーの交換レンズ


・写真表現を極めた高精度ビューカメラ
「COLAVOLEX V2」の開発コンセプトに迫る


・第1回:ミニノートPCで最小構成の連結撮影

・ストロボコントロールプラグイン「Profoto Air」

・自動画質向上RAW現像ソフトウェア「DxO Optics Pro 6」

・デジタルカメラバック
Aptus II 10R


・直観的に使える現像ソフト
「Capture One 5 Pro」





中判カメラシステム、PhaseOne 645DF用のシュナイダーレンズのラインナップは全部で5本になった。ここではシュナイダーのすべてのレンズを試用し、数回に分けてそのインプレッションをお伝えしていく。
第2回は、中望遠レンズの150mmを使い、モデル撮影などから、その解像力や色調のチェックを行った。

文 ヤギシタヨシカズ
http://www.yagishita.org/
モデル 相原みぃ
http://ameblo.jp/love-shooting/



第2回 Schneider-Kreuznach LS 150mm f/3.5

待ちに待った中望遠レンズ、150mmは個人的には一番使い勝手の良い焦点距離です。メーカーも絶賛のレンズをさっそく試してみました。

テストの方法は前回同様、各絞りでセンターとサイドでの解像度を100%表示して確認します。
■F3.5
F3.5センター  F3.5サイド

■F4
F4センター  F4サイド

■F5.6
F5.6センター  F5.6サイド

■F8
F8センター  F8サイド

■F11
F11センター  F11サイド

■F16
F16センター  F16サイド

■F22
F22センター  F22サイド

センターの画質に関しては、もう開放から最高の解像度が出ていそうな印象です。周辺では開放付近の解像度が落ちているものの、実写では問題にならないでしょう。F16から回折現象が起きているのは80mmと同じですね。


オートエクステンションリング

撮影倍率を聞いてもピンとこないので、実際に試してみました。それぞれの最短撮影距離で撮影しています。また、それぞれのリングを使用した時に必要な露出倍数を記しています。

▲SK150mm 単体(クリックで拡大)

▲SK150mm + オートエクステンションリング No.1 露出倍数 +0.3絞り(クリックで拡大)
▲SK150mm + オートエクステンションリング No.2 露出倍数 +0.4絞り(クリックで拡大)

▲SK150mm + オートエクステンションリング No.3 露出倍数 +0.8絞り(クリックで拡大)
▲SK150mm + オートエクステンションリング No.1+2+3 露出倍数 +1.6絞り(クリックで拡大)



最後はエクステンションリングを3つつなぎました。画質の劣化はこのテストを見た限りでは見受けられません。個人的に120mmマクロは少し広角だと感じているので、エクステンションリングも良い選択かも知れませんね。




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