・リレーコラム:女子フォトグラファーの眼差し

・プロが愛用するコンパクトデジカメ

・私のレンズ、この1本





本ページは、女性フォトグラファーの皆様によるリレーフォトコラムです。カジュアルなプライベートスナップから作品まで、仕事とも一味違う、リラックスしたパーソナルショットを拝見できればと思います。カメラはiPhoneなどスマホもOKです!



第29回 清水裕貴

[プロフィール]
2007年武蔵野美術大学映像学科卒業。2011年ガーディアンガーデン「1wall」グランプリ受賞。2012年ガーディアンガーデンにて個展。2014年UNDO、NEW ACCIDENTにて個展。展示、ZINEなどで作品を発表。アー ティスト撮影なども行う。2016年6月28日より新宿ニコンサロンで個展開催予定。

http://www.shimizuyuki.com




▲すべて福島県太平洋沿岸(クリックで拡大)
■「Nikon D3000」で撮影。
(写真上)f/11、1/125、ISO400 (写真中)f/11、1/250、ISO400 (写真下)f/5.6、1/125、ISO400



●夜明けの撮影

トワイライトタイムは夕暮れよりも夜明け前が好きです。
人の気配が夜露に閉じ込められて地面に沈んで、ミステリアスな静けさに包まれるからです。
太平洋の海辺は特に朝陽が鮮やかなので、よく夜中に車を出して海岸へと向かいます。

夜の海岸は日の出とともに青く染まって、滑らかに明度を上げていきます。
刻々と光の色が変わっていく夜明けの海辺を歩いていると、早送り再生した世界を歩いているような気分になり、そして陽が昇りきると、先刻までの暗闇がとても遠いものに思えて、タイムトラベルをしたような錯覚を抱きます。

そうなってくるともう完全にSF小説の主人公の気分で、夜明けの町を怪異を探しながら歩きます。
結婚式場の庭、無人のホテル、海岸の漂着物、すべてがドラマチックに目に飛び込んできて、無数の物語が立ち上がってくるように思います。
それらの前でじっと立ち止まって、いろいろなストーリーを思い浮かべながら撮影しています。


次回は黒田菜月さんです。


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