・リレーコラム:女子フォトグラファーの眼差し

・プロが愛用するコンパクトデジカメ

・私のレンズ、この1本





本ページは、女性フォトグラファーの皆様によるリレーフォトコラムです。カジュアルなプライベートスナップから作品まで、仕事とも一味違う、リラックスしたパーソナルショットを拝見できればと思います。カメラはiPhoneなどスマホもOKです!



第9回 関めぐみ

[プロフィール]
写真家。ワシントンD.C生まれ。広告や雑誌、書籍やカタログの撮影など。子供番組などムービーの撮影も行う。2010年8月の1ヶ月間、葉山の一色海岸にて来訪した客を4×5大判カメラで撮影するイベント「8月の写真館」を開催。約150組を撮影、書籍化した同名作品集も。2013年インドの北西の街を撮影したビジュアルブック「JAIPUR」発売。







▲at Home(クリックで拡大)
■カメラ:iPhone/Instagramで加工



▲at Indian Airline(クリックで拡大)
■カメラ:iPhone/Instagramで加工



▲at somewhere in England(クリックで拡大)
■カメラ:iPhone/Instagramで加工


●4×5で撮ろうがスマホで撮ろうが写真は楽しい

まるで貫禄も出ないまま、気がついたらわりと長いこと撮影の仕事に関わっている。当然デジタルなんてない時代にカメラをいじり始めたし、プリントも基本的に自分でするのでフィルムで撮影するのは身体になじんでいる。

しかしそんなことは置いといて写欲(写真を撮りたい気持ち)はいつなん時やってくるかは分からない。まだまだ眠っていたい寝ぼけ眼の朝でも、カメラバックが頭上に積まれて機材が出せない機内でも、渋滞中の車内で空に虹が現れた時でも。撮りたい時は撮りたいのだ。

デジタルで撮影する時も枚数はあまり切るほうではないし、コンパクトカメラを以前からあまり持たない私にとってiPhoneは気楽に写真を撮るツールとして気に入っている。つべこべ考えず写真を撮ることを楽しんでいる。偏屈者がいい歳して素直な子になった、そんな感じだろうか。

写真について何か語るのは得意な方ではないし、業にしている割には機材にだって詳しくない。けれど4×5で撮ろうがスマホで撮ろうが写真は楽しい。大したこと言えないのだけどココロのままに行ければいいのかな、と近頃改めて思っております。


次回は大沼ショージさんです。



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