・リレーコラム:女子フォトグラファーの眼差し

・プロが愛用するコンパクトデジカメ

・私のレンズ、この1本





本ページは、女性フォトグラファーの皆様によるリレーフォトコラムです。カジュアルなプライベートスナップから作品まで、仕事とも一味違う、リラックスしたパーソナルショットを拝見できればと思います。カメラはiPhoneなどスマホもOKです!



第8回 今津聡子

[プロフィール]
1978年大阪府生まれ。都内スタジオ勤務を経て写真家・若木信吾氏に師事。2004年独立後、フリーランスとして主に雑誌、カタログ、広告などの旅やポートレイト撮影で活動中。2012年にメキシコで撮影した写真で初の個展「DIARIO」開催。7月25日から9月3日まで、Cafe & Meal MUJI新宿で展示を予定している。

http://www.satokoimazu.com/





▲夏、ある日の一色海岸(2013年)(クリックで拡大)
■カメラ:Leica M6



▲毎年恒例の徳島・阿波踊り(2013年)(クリックで拡大)
■カメラ:Leica M6



▲シドニー、夜の公園でボクササイズ(2011年)(クリックで拡大)
■カメラ:Nikon D700


●目に見えないけれど、そこに確実にあるものを撮る

写真をはじめたとき、いつもの帰り道に見る何気ない風景や飼ってた犬など、身近なものから撮っていた気がします。そこから、見えるもの、関わっていくものが次第に広がり、少しずつ撮りたい被写体も広がっていきました。

旅に出たり、見知らぬ初めての場所にいくと、見えるものすべてに反応してしまうけど、そこで暮らす人への興味が一番。

カメラに目線があるものと、そうでないもの、どちらにもそれぞれの意味があるのだけれど、人と人、自分と被写体、被写体とその人が見つめる先のもの、その間にある目に見えない、だけど確実にあるその瞬間の“気持ち”を撮れたらと思います。

そこにはいつも初めての感情や発見がある気がするので。


次回は関めぐみさんです。


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